『虎に翼』“多岐川”滝藤賢一のキャラが強すぎる 変人ぶりに称賛続々「期待を裏切らない」

連続テレビ小説『虎に翼』第52回より(C)NHK

伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第11週「女子と小人は養い難し?」(第52回)が11日に放送され、俳優の滝藤賢一が寅子(伊藤沙莉)の上司・多岐川幸四郎役で登場。滝藤が多岐川の変人ぶりを体現する怪演を見せると、ネット上には「キャラが強すぎる件www」「期待を裏切らないね」といった声が集まった。

花岡(岩田剛典)の死から1年、そして最高裁判所が発足してから1年半が経とうとしていた昭和23年(1948年)10月。桂場(松山ケンイチ)は人事課長に、久藤(沢村一樹)は秘書課長に任命されていた。

第52回の冒頭、初代最高裁長官・星朋彦(平田満)が久藤に「で、どうだい? 例の件は」と聞くと、久藤は「あの人ならきっとやり遂げてくれるでしょう」と笑顔を見せる。すると場面は一転、山中の滝が映し出されて、そこで必死の形相で滝行に打ち込むふんどし&チョビヒゲ姿の多岐川が映し出される。

GHQは司法省に、従来からある少年審判所と新しくできた家事審判所を合併させ、2ヵ月後には全国に家庭裁判所を発足させるよう通達。寅子は桂場から家庭裁判所設立準備室への異動を命じられる。

寅子は早速、法曹会館の屋上に急ごしらえで建てられた家庭裁判所設立準備室へ足を運ぶ。するとそこには七輪でスルメをあぶる家庭裁判所設立準備室室長・多岐川の姿が。多岐川は寅子を見るなり「おお、ちょうどいいところへ来た」と笑顔でスルメを勧める。

その後も多岐川は、花岡に対して「あのバカたれ判事」と言い放ったり、会議の途中で堂々と居眠りをするなど、寅子を困惑させる。豪快かつ不可解な多岐川の姿に、ネット上には「キャラが強すぎる件www」「クセ強め(笑)」「キャラ濃いなぁ〜〜」などのコメントが続出。さらに多岐川の奇行を体現した滝藤の怪演にも「この役は滝藤賢一さんしか無理だ」「期待を裏切らないね」「濃い人が多過ぎて魔窟みたいになってきたね朝ドラ」といった投稿も相次いでいた。

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