宇佐卓真、夏生大湖が友人役で共演! 「ひだまりが聴こえる」で繊細な関係を描く。メインビジュアルも解禁

テレ東で7月3日からスタートするドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(水曜深夜0:30)の新たなキャストが発表となった。

ドラマの原作は、シリーズ累計210万部を誇るオリジナルBLアンソロジー「Canna」(プランタン出版)で連載中の漫画家・文乃ゆき氏による「ひだまりが聴こえる」「ひだまりが聴こえる-幸福論-」の2作品だ。主人公は、難聴によっていつしか人と距離を置くことが当たり前になってしまった大学生・杉原航平(中沢元紀)と、明るく真っすぐな性格の同級生・佐川太一(小林虎之介)。正反対な性格の2人をつないだのは、聴覚に障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”だった。不器用な2人の心を繊細に描いた切なくもはかないヒューマンラブストーリーが展開する。

太一の友人・横山智紀(ヨコ)役に、映画「午前0時、キスしに来てよ」や「少女は卒業しない」、ドラマ「25時、赤坂で」(テレ東系)、「パリピ孔明」(フジテレビ系)などに出演し、俳優として活動の場を広げている宇佐卓真

宇佐は「演じるにあたり原作を読ませていただきました。繊細なお話の中で僕自身が物語を紡いでいくための良いスパイスになれるよう精一杯、務めさせていただきます。同世代のキャストが多い現場なので、いろいろなことを学びながら楽しんで撮影に挑みたいと思います」と意気込みを語っている。

同じく、太一の友人・安田哲(ヤス)役には、ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)、「95(キュウゴー)」「闇バイト家族」(テレ東系)や「肝臓を奪われた妻」(日本テレビ系)などの多数の作品に出演する期待の若手俳優・夏生大湖

夏生は「作品の放つ世界観がすごく奇麗で、はかなくて、だけどもろいような、そんな印象を受けました。温かみのある登場人物たちばかりで、今回その1人ヤスを演じさせていただけることが、とてもうれしいです。この作品の世界で生きる一人一人の想い、それぞれのつながり方に注目して、リラックスした気持ちでご覧いただきたいです。そこに、日常の重要なポイントがあるように思います」と本作への印象を述べている。

料理教室の先生である航平の母・杉原涼子役を演じるのは、昨年放送されたドラマ「くすぶり女とすん止め女」(テレ東系)で主演を務めた西田尚美

西田は「ノートテイクをきっかけに始まるとても優しく寄り添ってくれるお話です。私は、航平の母で料理教室の先生の涼子という女性を演じます。台本を読んだらとてもかわいらしい人に描かれていて航平にとってこのお母さんの存在が、救いだったり癒やしになれるように、現場に臨んでおります。皆様どうぞお楽しみにご覧ください」とコメントしている。

太一の祖父・佐川源治役に、大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)や「緊急取調室」(テレビ朝日系)などの数多くの作品で硬軟幅の広いキャラクターを演じ、唯一無二の存在感を確立している実力派俳優・でんでん

「台本を読んでみて、今の時代はこういったものが求められるんだなと新しい世界観、そして自由な感じがとても面白いなと思いました」と語るでんでん。「私が演じる源治は寡黙な人だけど、孫の太一をしっかりと世に送り出すことが最後の仕事だと思って哲学的なことも時々口にするのですが、そのせりふは頭で考えるのではなく、自分が演じているうちに『あぁ、こういうこと言いたかったんだ』と気付かされます。小林くんとは初めての共演で祖父と孫の役ですが、撮影の合間も常にしゃべっています。直感ですが、小林くんがいるからこのドラマはいい方向に行く気がします」と作品への手応えを感じている様子を伺わせた。

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