京本大我と古川琴音がピアノ連弾姿 それぞれのソロ演奏シーンも 「言えない秘密」場面写真

2024年6月28日より劇場公開される、京本大我(SixTONES)が映画単独初主演を果たし、古川琴音が恋愛映画初ヒロインに挑むラブストーリー映画「言えない秘密」から、本作でキーとなるピアノ演奏に挑む京本と古川の姿を捉えた場面写真が公開された。穏やかな空気が流れる連弾シーンに加え、観客を前に真剣な表情で演奏する湊人の姿、陽が差し込む音楽室で演奏する雪乃の様子が切り取られている。

あるトラウマを抱えたピアノ科の音大生の湊人(京本大我)と、ミステリアスな雰囲気をまとった雪乃(古川琴音)が、あるピアノ曲を通して運命的な出会いを果たし、その後もピアノ演奏や音楽を通してお互いの距離を縮めていく様子が描かれる本作。ピアノの連弾シーンが肝となり、2人の心が徐々に近づいていくことが、連弾シーンを通して丁寧に表現されている。

クランクイン前からそれぞれピアノ練習を重ねてきた京本と古川だったが、いざ2人で連弾しながら演技ともなると、難しいことも多かったという。1人での演奏がうまくいっても、連弾になるとお互いの音を聴いて演奏する難しさが加わるため、息が合わないと心と体がバラバラに見えてしまう。京本と古川は、現場にピアノを見つけてはどちらからともなく練習を始め、その音が聞こえてくるともう1人もそこに加わり、連弾の練習がスタート。繰り返しの練習で、みるみる連弾の精度は上がっていったという。

ピアノ経験者の古川は「音と身体が一体化されていて、しっかり身体を使って表現できる方。本格的に練習されたのが今回初めてとは思えない」と京本のピアノ演奏について驚いたことを明かしている。練習を重ねたことで本番撮影は緊張せずに臨めたという2人は、河合監督の「OK!」の声でハイタッチを交わす瞬間もあった。

「言えない秘密」は、2008年に日本公開された、ジェイ・チョウが監督・主演を務めた同名台湾映画を原案とした作品。伝統のある音楽大学を舞台に、過去の出来事から思うようにピアノが弾けなくなってしまった音大生・湊人(みなと)と、明るく魅力的でありながら”秘密”を抱えた音大生・雪乃(ゆきの)を描く。ピアノの音色に導かれ、運命的な出会いを果たした2人。自然と惹かれ合い、雪乃の明るく純粋なピアノの演奏は、湊人が抱えるトラウマを癒やし、やがて2人で過ごす日々は愛おしくかけがえのないものになっていく。しかし、ある日突然、雪乃は湊人の前から姿を消してしまう。

湊人を演じるのは、男性グループ「SixTONES」のメンバーで、ミュージカル「エリザベート」に3度出演するなど高い歌唱力を持つ京本大我。初単独主演映画となる本作では、ピアノの演奏にも挑戦している。雪乃を演じるのは、映画、ドラマ、ミュージカルで活躍を続ける古川琴音。初の恋愛映画のヒロイン役となる。「映画鈴木先生」「俺物語!!」「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」などの、河合勇人監督がメガホンを取る。

【作品情報】
言えない秘密
2024年6月28日、全国ロードショー
配給:ギャガ
(c)2024「言えない秘密」製作委員会

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