なぜ事故は起きたのか 通学中の中学生死亡 警察などによる合同点検

5月、加賀市で通学中の中学生が車にはねられて死亡した事故を受け、現場付近で、警察や地元関係者などによる合同点検が行われました。この事故は、5月23日の朝、加賀市山田町のT字路の交差点で、自転車で通学中の男子中学生が車にはねられ、死亡したものです。

10日、現場付近では警察や地元住民ら15人が合同点検を実施。現場は見通しが悪く信号機は設置されていません。また、朝は交通量が多くスピードを出す車も多いことから、速度規制の標識の設置やカーブミラーの角度を調整するといった意見が出ていました。

大聖寺警察署 田治敏靖 交通課長:

「事故が起きないのが1番ですから各学校での自転車安全講習であったりとか、関係機関や団 体の方と連携しながらいろんな方面からの交通事故抑止ということで取り組んでいきたい」

警察は取締り強化や視認性の高い標識を設置するなどの対策をとる方針です。

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