東陽テクニカ、パケットフロースイッチ「Velocity Automation Switch」の400GbE対応最新モデル「HS-3240」を販売

by 三柳 英樹

株式会社東陽テクニカは7日、米Spirent Communications製パケットフロースイッチ「Velocity Automation Switch」の最新モデル「HS-3240」を、7月1日に販売開始すると発表した。

HS-3240は、400GbE(ギガビットイーサネット)に対応し、最大32ポートを搭載する光レイヤー1スイッチ。1~400GbEと、より広帯域での通信が可能で、マルチモードとシングルモードの相互変換ができ、用途や目的に合わせて柔軟かつ効率的な運用を実現する。

HS-3240

Velocity Automation Switchは、人の手を介さず遠隔で結線の切り替えができ、LaaS(Lab as a Service)ソリューションの「Velocity Core」と組み合わせることで、トポロジーの変更やテストベッドを自動構成し、ラボ環境の効率的な運用を支援する。

物理層(L1)接続をPCから制御し、即座に対応が可能。結線ミス、ケーブル・コネクタ破損頻度の低下による作業効率の向上や、遠隔からの人の手を介さない接続構成の変更によるリモートワーク支援を実現する。

HS-3240は、6月12日~14日に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2024」内プロジェクト「ShowNet」で、製品の動態展示を予定している。会場内を構成する各ネットワーク機器のポートと性能を評価する各テスターのポート間のケーブル接続をリモートで設定・変更し、異なるリンクスピード、メディア変換を実現する。

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