中日24歳は「打たれる気がしない」 許さぬ長打…0/95の衝撃「すごい投手になった」

中日・清水達也【写真:町田利衣】

中日・清水は26登板で自責1、長打を1本も許していない

中日の24歳・清水達也投手が圧倒的な投球を続けている。今季26登板で自責は僅かに1で防御率0.36。まだ相手打者に長打を許していない。強固なブルペンを支える右腕にファンは「すごい成績」「エグすぎる」「すごい投手になった」と声をあげている。

清水は今季ここまで26登板で1勝0敗15ホールド、防御率0.36。25回を投げて13安打24奪三振6四球で自責は僅か1だ。防御率0.36は10回以上投げた投手の中で、リーグ1位の数値。抜群の安定感を誇っている。

さらに衝撃は、1本も長打を打たれていないことだ。打者95人に相対して13安打されているが、全て単打。勝ちパターンを担う一角として、長打を許さない投球は大きな強みの1つだろう。また、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、1イニング当たりの与四球+被安打「WHIP」はリーグ3位の0.76(20投球回以上)の高数値だ。

花咲徳栄高(埼玉)で2017年夏の甲子園制覇に貢献し、同年ドラフト4位で入団。2022年からセットアッパーとして活躍を続ける右腕をファンも称賛する。SNSには「とにかくすごい」「安定感抜群」「打たれる気がしない」「安心して見ていられる」「中日のブルペン凄い」とコメントが並んでいる。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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