キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

FWフェデリコ・キエーザはユーロ閉幕まで去就を決断せず?[写真:Getty Images]

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得を熱望しているようだ。

2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、大ケガに見舞われながらもチームの主力として活躍してきたキエーザ。今シーズンも公式戦37試合10ゴール3アシストを記録した一方で、クラブとの契約は残り1年を切ろうとしている。

しかし、ユベントスとキエーザの契約交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中。加えて、チームへの就任が確実視されるチアゴ・モッタ監督はキエーザを構想に含めていないとも報じられており、今夏売却の可能性が高まっている。

そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、獲得を熱望するローマがキエーザの代理人と会談する予定とのこと。ただし、選手側はすぐさま去就について決断を下すつもりはないようだ。

キエーザは今月から開催されるユーロ2024にて、自身の価値を高めたい模様。これにより、モッタ監督からの評価に変化が生じることを期待しているほか、より多くのクラブから関心を集めたい考えだという。

ローマとしては、それでも粘り強くキエーザ獲得の可能性を探る意向であり、今後の動きが注目されている。

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