【早出し】つや姫食べて元気にけがなくプレー 鶴岡、なでしこ2選手が農家と交流

鶴岡市内の農家と交流した清水梨紗選手(中央左)と長谷川唯選手(同右)=同市

 サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」で主力を務める長谷川唯選手(27)と清水梨紗選手(27)が9日、鶴岡市内を訪れ、日々食べているという県産ブランド米「つや姫」などの生産者と交流した。

 両選手は英国のチームに在籍。鶴岡市の井上農場が生産する米が両選手に、同市の「ロンドン市場開拓チャレンジ事業」をコーディネートした「プラチディインターナショナル」(イタリア)の仲介で、在英の日本食輸入卸会社「ジャパンフード・エクスプレス」から提供されている。食事は自炊中心で、つや姫のほか「雪若丸」「はえぬき」を食べているという。今回は生産者との交流を目的に、休暇を利用し初来県した。

 両選手は同農場のライスセンターを訪問し、水田や施設を見学した。昼食では井上馨社長やスタッフたちと食卓を囲み、おにぎりや孟宗汁、山菜を味わった。白米が好物という長谷川選手は「(つや姫が)好きすぎて、これからも食べていきたい」とにっこり。開幕が近づくパリ五輪などを踏まえ清水選手は「毎日お米を食べているので、元気にけがなく頑張りたい」と語った。

鶴岡市内の農家と交流した長谷川唯選手(中央)と清水梨紗選手(右から2人目)=同市

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