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David Shepardson
[ワシントン 10日 ロイター] - 米連邦政府機関は10日、米東海岸のボルティモア港への商業船の航行を全面的に再開したと発表した。3月26日に同港にかかる「フランシス・スコット・キー・ブリッジ」が崩落したことで発生した5万トンのがれきの撤去が完了した。
この事故ではコンテナ船「ダリ」が衝突して橋が崩落。6人が死亡し、ボルティモア港への航行ができなくなった。
米陸軍工兵隊によると、同日の調査で河床は航行に問題ない状態であることが確認され、同港につながる水路である「フォート・マクヘンリー・フェデラル・チャネル」も運用可能な状態に戻った。
米陸軍工兵隊と海軍当局は2カ月余りにわたり橋の残骸の撤去作業に取り組んできた。ダリは5月20日に事故現場から撤去された。