松下奈緒主演で、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪の豪華女優陣が「スカイキャッスル」で競演! セレブ妻たちのドロ沼マウントバトルが開幕

松下奈緒主演で、木村文乃比嘉愛未高橋メアリージュン小雪の豪華女優陣が競演する、テレビ朝日系の連続ドラマ「スカイキャッスル」(木曜午後9:00)が7月にスタートすることが分かった。秘密を抱えた華麗なるセレブ妻たちの“壮絶マウントバトル”が開幕する。

富、名声、権力。華麗なる勝ち組セレブ妻たちが暮らす“高級住宅街「スカイキャッスル」”。このきらびやかな世界も一皮むけば、目も当てられないほど猛烈な見栄とプライド、そして愛憎が渦巻く“嵐の戦場”だった。世にも優雅なたたずまいとは裏腹に燃えたぎる野心、そして誰にも言えない“秘密”を抱えた、美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトル・サスペンスが日本中を席巻する。

誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブの主人公・浅見紗英(松下)。そして、才色兼備かつつましい性格の二階堂杏子(比嘉)、情熱的でチャーミングな夏目美咲(高橋)。スカイキャッスルで暮らす彼女たちは、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫に持つ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻。ところが勝ち組の中には、“さらなる幸せを勝ち取るため、絶対に負けられない戦い”があった。

彼女たちは“夫の出世バトル”に加え、同学年の子を持つ母親として“受験バトル”でも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っていた。そこへ、セレブらしからぬ素朴さと純粋な正義感、優秀な夫&息子をもつ新たな住民・南沢泉(木村)、さらに担当した生徒を100%志望校に合格させるミステリアスな受験コーディネーター・九条彩香(小雪)が出現し、女たちの戦いは新たな局面へと突入していくことに。しかも、この壮絶な戦いの行方を大きく左右する、“セレブ人生において致命傷になりかねない過去”をひた隠す紗英をはじめ、5人の女たちはそれぞれ“まさかの秘密、闇、苦悩”を抱えていて…。

そんな中、スカイキャッスルで発生した“謎多き事故”を皮切りに、想像の域をはるかに超えた“嵐の連鎖”が彼女たちを飲み込んでいく。最高にスリリングな展開が次々と押し寄せる、予測不能なギラギラ・ドロドロの“ギラドロ”サスペンスミステリー。緻密かつ骨太なストーリー展開のもと、どこまでも複雑に絡み合う人間ドラマを克明に描く驚がくの物語から一瞬たりとも目が離せない。

本ドラマの原作は、韓国のケーブルテレビ局「JTBC」で2018~19年に放送された「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」。初回視聴率はわずか1.7%だったものの、中毒性あふれる物語にハマる視聴者が続出し、最終回は非地上波チャンネルで当時歴代最高、あの大ヒットドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(16~17年)を超える23.8%で記録的大ヒットを収めた。

そんな「SKYキャッスル」を制作したのが、世界的ヒット作「梨泰院クラス」(20年)を世に送り出した韓国の大手スタジオSLL。今回はその「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版「六本木クラス」(22年)の制作陣がSLLと再タッグを組み、日本を舞台に再び旋風を巻き起こす。

本作への出演について、松下は「以前、原作の韓国ドラマを見て、本当に面白いなと思っていたので、『この作品をやるの!?』と驚きました。オファーをいただいてから改めて原作ドラマをじっくり見たら、すごくハマる要素がたくさんあって、ますます夢中になりました。日本版の脚本も、全20話ある原作の面白いところを残しながら、いろんな人物の気持ちをうまく乗せて物語に凝縮してあるんです。すごい物語設定で、すごい役柄だなとワクワクしながら、撮影に臨んでいます」と自身も物語の魅力に引き込まれている様子で語った。

また、演じる役どころに関して「紗英は良き妻、良き母である一方で“大きな秘密”を抱えています。この秘密が周囲にバレていくにつれ、どんな紗英を見せていけば一番面白いか…その変化の表現を一番大事にしています。“笑顔や言葉の裏”には何があるのか常に考え、監督とも相談しています。時に自分でも正解が分からなくなるほど奥が深く、演じていて面白いです。また、紗英は家族や娘の幸せのために一生懸命。目的がハッキリしているという点では共感できる人物なのですが、時に手段を選ばないところはちょっと理解しがたくもあり…(笑)。でも、こういう“敵に回したくない”と思われるような役柄も初めてなので、すごく楽しいです」と笑顔で役柄を解説。

続けて、共演者の印象について「フランクでフラットな方たちばかりなので、すごく居心地がよくて。木村文乃さんはいつも穏やかで、安定されている方。しかも、ぼそっと面白いことをおっしゃるんですよ(笑)。比嘉愛未さんは優しくて、いつも楽しそう。私も幸せな気持ちになります。高橋メアリージュンさんはすごく奇麗でカッコいい。“姉さん”という感じで、ほれぼれとしています。小雪さんは撮影初日、現場に入られた瞬間から九条先生そのもののたたずまいで圧倒されたのですが、優しく『お菓子あるよ』と言って持ってきてくださって。そのギャップにやられてしまいました(笑)。ドラマ上はギスギスしているところもありますけど、普段は皆さんニコニコしていて、おしゃべりの絶えない現場です。実は最初から、皆さんとはいい関係でいられそうだなと直感していました。今も皆さんに日々助けていただきながら、撮影にどんどんのめり込んでいく自分を感じていますし、ここから3カ月がさらに楽しみです」とドロドロの内容とは真逆で和気あいあいの現場の雰囲気を伝えている。

木村は「韓国ですごく人気のある作品の日本版ということで、光栄だなと思うと同時に、不安もありました。というのも、泉はちょっと異質な役どころ。なので日本版にした時に、どう演じたら、日本の視聴者の皆さんが馴染みやすい人物になるのかな、と。作品が良くなるように探りながら撮影しています」とコメント。

続けて役どころについて「泉は他のセレブ妻たちと違って、子どもの自主性を尊重し、『自由に生きていきなさい』という教育方針をもつ人。皆さんとの対比の中、どんなあんばいで演じていけばいいだろう…と結構悩みました。でも先日、初めて子どもと関わるシーンを撮った時に『泉って、こんな人なんだ』と、ヒントを得ることができたんです。今後はもうちょっと地に足をつけて演じていけそうな気がしています」と役づくりに触れ、「ちなみに、泉はとにかくお節介で、“いや、もうそこは触れなくていいじゃない!?”ということまで言ったり、やったりしてしまうんです。私自身は遠巻きに眺めているタイプの人間なので、泉のことを演じながら理解しようとしています。でも、だからこそ逆に演じがいのある役だなと思っています」と語り、本作への意気込みを感じさせた。

また、現場の雰囲気は「ノリツッコミをする方が多いので、助監督さんがいつも『はい、じゃあ(本番)行きます』と言うタイミングを探っているくらい、現場は賑やかです(笑)。みんな拾って、みんな広げて、最後にガハハッと笑って本番、というすごく気持ちのいい現場ですね。だから、毎日とても楽しいです」と笑顔で伝え、「このドラマで描かれるのは“不器用な人たちのぶつかり合い”。ギラギラドロドロしていますが、実は私利私欲に走っている人はあまりいなくて、子どもを思いすぎる気持ちなどが空回った結果、そうなってしまっているんです。ですから、切り離されたセレブの世界の話という枠に収まらず、自分の隣にある話としても見ていただけるのかな、と思っています。そして、ぜひ泉のお節介も楽しみにしていてください。お節介を焼き尽くして、嵐を巻き起こします(笑)」と見どころを明かしている。

比嘉は「周りの韓国ドラマ・ファンの間で絶大な人気を誇る作品の日本版に、まさか呼んでいただけるなんて。本当にうれしかったです。さっそく原作ドラマを拝見したら、複雑に絡み合う人間関係や、先が気になって仕方ない展開など、とても面白いストーリーで、『これが日本版になったら、どうなっていくんだろう!?』と楽しみになりました。実際、日本版の脚本には韓国版の要点がぎゅっと素晴らしくまとめられている上に、日本版オリジナルの要素も加わっていて、また一味違った魅力が満載だと思います」と期待を込めた。

演じる役どころについて「杏子さんは『本物のセレブってこういうことか』と思うような、ナチュラルな品のある女性。どちらかと言うとガサツな私とは違い(笑)、何もかも素で優雅なんですよ。なので、姿勢やお辞儀の仕方、言葉遣いなど、一つ一つの所作に気を巡らせつつも、意識的にやっているように見えないよう心掛けています。こういう役作りのアプローチは初めてなので、すごく刺激的で楽しいです」と自身とのギャップを明かした。

また、現場の雰囲気に関して「実は私、役を演じている間はピシッとしなきゃいけない分、カットがかかった後はすごく力を抜いて、ふざけたりしてるんです(笑)。皆さんに笑っていてほしいので、面白ポイントを見つけたらすかさずツッコんだりしているのですが、それも全部受け止めてくださって…本当に心が広いチームです。また、お芝居でも皆さんから学ぶことが多いです。本番ギリギリまで『こんな言葉、使ったことない』なんて笑いながら、即座にスイッチを切り替える松下奈緒さんをはじめ、すごい女優さんがそろっていますから。皆さんの演技大会に刺激を受け、充実感を覚える毎日です」と、うれしそうに語っている。

高橋は「オファーをいただいた時にキャストの皆さんのお名前もお聞きしたのですが、共演してみたい方、そして再会したい方がいらっしゃったので、テンションが上がりました。脚本も先が全然読めない展開ばかりで、驚きの連続ですごく面白かったです」と出演を喜び、「実は最初、私はまだ子育てをしたことがないし、うちの両親も放牧のように育ててくれたので、『こういう育て方もあるんだぁ…』と別世界を覗いているような感覚で読んでいたんです。でも最近、カフェなどに行くと、隣の席で子どものお受験について話している方が結構いて。なので、今回の日本版も日本ならではのリアリティーをもって描いていけるのかなと思っております」と期待を寄せた。

演じる役どころについて「美咲のテーマは『情熱的でチャーミングで明るく、ミーハーで噂好き』。軽やかに、そして明るく、踊る“光、風、花”のイメージで演じさせていただいております。あと、“キャンキャン”という感じで、松下奈緒さん演じる紗英さんの“子分感”も出しています(笑)。奈緒さん自身はとても気さくで明るい方なんですよ。でもカメラが回って紗英さんになった途端、圧がスゴいので、こちらも自然と子分感が出ます」と紹介。

共演者の印象、現場の雰囲気は「皆さん、本当に気さくで明るい方ばかり。もう劇中とは真逆です。カメラが回ってないところでは、役とのギャップを楽しむかのように、いきなりアニメ声でセリフを言ってみたり、お笑い芸人さんのまねをしたり、他愛もない話をしたり…ずっと爆笑してます。楽しくて話が止まらないんです(笑)。普段はすごくリラックスできて、本番ではギュッと集中できる、すてきな現場です」と笑顔を見せ、「このドラマは、セレブたちのバチバチのバトルを楽しんでいただきながら、その裏にある人間味にも共感していただける作品。最後まで飽きずに楽しんでいただける“見た目も中身もおいしいドラマ”かと思います。セレブ妻たちのすてきな衣装やジュエリー、ヘアメークにもぜひ注目してください」と呼び掛けている。

小雪は「原作ドラマはもともと見たことがあり、最初に『韓国ドラマってすごいな、面白いな』と思った作品のひとつだったんです。配役も含め、一視聴者としてすごく満足し、私の中では完結していた作品でしたので、自分が九条の役をやらせていただくことに対しては、実を言うとちょっと違和感がありました(笑)。と同時に、韓国はエッジの効いた作品が多く、日本のドラマとはまた全然違った切り口なので、リメイクしたらすごく新鮮に映るだろうなと思いました。日本人が描くからこそ繊細に描ける場所もあるんじゃないかなという期待も込めて、うまい着地点を探っていけたらいいなと思っています」と日本版へ期待を寄せた。

また、自身が演じる役どころについて「基本的に、お芝居で感情を表現していくのが女優の仕事なのですが、九条に関してはそれを見せない“AI的な”役割のキャラクターなんです。でも、そこがすごくミステリアスで、彼女の魅力でもあるし、ストーリーに深く関わってくるポイントですから、感情の起伏を抑えた中でのセリフの言い回しや、キャラクターの作り方を常に意識しないといけないなと思っています」と語り、「韓国ドラマは脚本が骨太で、セリフに力があり、なおかつ視聴者の皆さんが『次が見たいな』、『この先どうなるんだろう!?』とワクワクするような、早いテンポで物語が進んでいくところが魅力だと思います。そんな韓国ドラマを“日本人が描くドラマ”としてリメイクすることで、どんな新しいドラマになっていくのか…。私たち演じ手としても楽しみですし、皆さんも楽しんで見ていただけたらなと思います」と期待感をあおっている。

ドラマを手掛ける浜田壮瑛プロデューサーは「人の不幸は蜜の味――でも華やかなセレブたちの争いを覗いてみるとそこには、あなたの隣にもあるかもしれない生々しくリアルな物語が待ち受けます。見栄、プライド、野心、愛憎。ドッロドロ、バッチバチのぶつかい合いに、妻たちがひた隠す、秘密。スカイキャッスル内で起こったある謎多き事故をめぐる骨太ミステリー。そして、豪華キャストたちの“競”演。見どころをぎっしり凝縮させた予測不能のノンストップ衝撃作が新たに誕生します。一度観たら止められない、沼リピ確定ドラマです。ぜひご期待ください」とアピールしている。

この夏始動する新たな日韓共同プロジェクト。日本ならではの創造性と刺激、中毒性をたっぷり詰め込んだジャパン・オリジナル版「スカイキャッスル」に期待が高まる。

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