北海道の夏の風物詩「らいでんスイカ」2年連続の好況

北海道の夏の風物詩らいでんスイカの初競りがきょう、札幌市中央卸売市場で開かれました。道内有数のスイカの産地、後志の共和町では約60年前から「らいでん」のブランドを付け、札幌や関西などに出荷してきました。

きょうの初競りには、Lから4Lサイズまで合わせておよそ300玉が出されました。「特秀」ランクの2玉が過去最高値の去年と同じ35万円で競り落とされ、札幌市内の食品スーパーに出荷されました。春以降、天候不順が続いた一方で昼夜の寒暖差が大きかったため糖度は12度前後まであがり例年以上の出来と言います。

JAきょうわ岡崎行夫組合長は「糖度が高く歯触りが良い大変食味の良いスイカとなっております。また、光センサーで内部まできっちり検査しておりますので安心して食べてください」と呼び掛けています。JAきょうわでは9月末までにおよそ50万玉を出荷する予定です。

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