元スラダン奨学生の木村圭吾がB1群馬からB2福井へ移籍「今の自分にとって一番の選択だと信じて頑張ります」

6月11日、B3リーグからB2リーグに昇格した福井ブローウィンズは、B1リーグの群馬クレインサンダーズから自由交渉選手リストに公示されていた木村圭吾と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

東京都出身で現在23歳の木村は、188センチ82キロのシューティングガード。八王子学園八王子高校からスラムダンク奨学生として渡米し、アメリカのセントトーマスモアプレップスクール、セントジョセフ大学へと進学すると、2021年に新潟アルビレックスBBに加入した。2023-24シーズンから群馬に移籍し、36試合の出場で平均1.8得点を記録。シーズン終了後の5月13日付で自由交渉選手リストに公示されていた。

今回の移籍発表に際して、木村は「正直自分の思い描いていたシーズンを過ごす事はできませんでしたが、最高のアリーナで最高のチームメイト、ファンの皆さんと過ごした時間は僕にとってかけがえのない物になりました。また皆さんの前でバスケットができるようB1昇格に向けて頑張ります!改めて1年間ありがとうございました」と、群馬の公式サイトを通じて感謝のメッセージ。

新天地となる福井のファンへ向けては、「福井ブローウィンズの目標である『最短でB1昇格』をともに目指すチャンスをくれた、湯本GM、蓮井AGM、伊佐HCに感謝しています。正直なところ、この決断をすることにはたくさん悩みましたが、今の自分にとって福井でプレーすることが一番の選択だと信じて、チームのため精一杯頑張ります!福井の皆さん、一緒に最短でB1昇格しましょう」と、意気込みを語った。

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