生見愛瑠『くるり』最後は衝撃のホラーか 怪しすぎる丸山礼の正体とタイトルが暗示の瀬戸康史と宮世琉弥の入れ替わり

生見愛瑠(C)ピンズバNEWS

“めるる”こと生見愛瑠(22)主演の連続ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(TBS系/火曜よる10時)の第10話が、6月11日に放送される。物語は最終盤に入り、「ストーカーは誰なのか?」など、視聴者の考察が盛り上がっている。

同ドラマは、階段から転落して記憶喪失になった主人公・緒方まこと(生見)が、元カレ、唯一の男友達、運命の相手を自称する3人と、“恋の相手”と“本当の自分”を探すラブコメミステリー。3人のうち、朝日(神尾楓珠/25)はすでに正体を明かし、残りは公太郎(瀬戸康史/36)と律(宮世琉弥/20)になったがーー。

6月4日放送の第9話は、まことは、記憶喪失になってからお守りとしてつけていた指輪のネックレスを外し、「会いたくて」と公太郎のフラワーショップを訪ねる。一方、まことにフラれたことを、彼女の隣人でカフェ店員・香絵(丸山礼/27)に話す朝日。香絵からまことにストーカーがいたかもしれないという話を聞き、心配そうな表情を浮かべる。

そんな中、まことと公太郎が街歩きデートをしていると、まことが通うメンタルクリニックの院長・井口(肥後克広/61)と出会う。まことが井口の妹だと思っていた千草(片平なぎさ/64)の行方が分からなくなったと聞き、まことらは一緒に探すが、千草が実は井口の妻であり、若年性認知症で井口を兄と思い込んでいると明かされる。まことは井口の姿を見て、忘れられてしまう苦しみを知り……という展開。

ラストは、公太郎がまことにキスをすると、突然、まことに過去の記憶が蘇り、自分が律とつき合っていたことを思い出す。その後、公太郎が不穏な表情をして、まことの部屋を訪ねたため、X(旧ツイッター)上では、公太郎がストーカーだったと考察する声が。一方、まことがストーカーに追われていたとき公太郎は花屋にいたため、この展開はミスリードを誘っているとの指摘も。

■香絵・丸山礼は何者なのか

「どうやら元彼だった律。では公太郎は? そのヒントはタイトルに隠されています。“くるり”の意味は、律と公太郎の立場がひっくり返るという意味かも。“ひと目惚れした”と言っていた律は、実は元彼。元彼と言っていた公太郎は、実はこれからつきあおうとしていた。2人の立場が入れ替わるも、最後は公太郎とまことが新しく恋を始める、という最後ではないでしょうか。

加えて、まことの人生も、以前のモノトーンの世界から、花に囲まれた色彩豊かなものに、“くるり”と変わるという意味も込められているのでしょう」(ドラマライター/ヤマカワ)

どうやらハッピーエンドで終わりそうだが、まことが階段から転落する原因となる、ストーカーをしていた人物がはっきりしないーー。

「これも“くるり”が生かされるはずです。リングショップで意味深に語られていた、女性に四股をかけている人物も怪しいですが、一番怪しいのは香絵(丸山)です。ここまで、香絵はまったくつきあいがなかったにもかかわらず、記憶を失ったまことに親身になって理不尽なぐらいに良い人でした。もし、彼女がまことに恨みがあってストーカーしていたら、この“くるり”はかなり衝撃的なものになります」(前同)

X上でも《ストーカーの犯人、丸山礼な気がしてしかたがない。まことが律と飲んで酔って帰ってきたとき、後ろから現れたし!》《とりあえず、男3人はそれぞれみんな嘘ついてるのは間違いないけど、案外、香絵さんも嘘ついてて、ストーカーの可能性あるのかな》など、香絵がストーカーだと考察する声が。

まさかとは思うが、ありえない話ではない。また、《まことの蘇った記憶は去年のクリスマスまで、その後、まことにフラれた律がストーカーになっていた》や《公太郎はストーカーからまことを守るため、元カレだと偽った》などの考察もあり、残り2話で、どんな大どんでん返しの“くるり”があるのか注目だ。

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