医療介護の《相互理解》と《共通語》の必要性 看護師の役割について最前線にいる2人による対談を公開

介護事業所向け医療サービスの提供を行うドクターメイト株式会社(所在地:東京都中央区)は、千葉大学大学院看護学研究科 酒井 郁子教授と、当社代表取締役・医師である青柳 直樹で対談を実施しました。本対談にて交わされた、医療介護連携を目指す上での看護師の役割について、当社ホームページおよびnoteに公開いたしました。

ドクターメイト: https://doctormate.co.jp/blog/interview240611

note : https://note.com/naomato/n/nde3cfc364db4

医療介護について対談(左:ドクターメイト代表取締役・医師 青柳 直樹/右:千葉大学大学院看護学研究科 酒井 郁子教授)

介護を受ける高齢者にとって「健康な生活」と「医療的なケア」は切り離せない存在です。高齢化と共に、医療・介護の両方にニーズを持つ患者・利用者も増加しています。

しかし、医療と介護は別の保険制度を利用していることや、別施設・別職種として分業された仕事であることなどから、情報連携や相互理解が十分ではありません。持続可能なケア体制を実現する上で、これから医療・介護の連携に向けた様々な工夫を行なっていく必要があります。

今回は看護学の権威である酒井先生の研究室にお伺いして、医療介護連携を目指す上での看護師の役割について対談しました。

■2024年医療介護連携の重要性が示された

2024年の介護報酬改定で国は「病院と介護施設が連携してください」というメッセージを発信してます。しかし、ドクターと介護職員でコミュニケーションを取ろうとしても、用語が違うのでなかなか難しく、現場でもハードルが高いという声がよく上がり、病院の看護師さんと施設の看護師さんに通訳を担ってもらう期待が高まります。

しかし、それは一時的な対応として考えて、日頃から目的・目標を共有するためにも、医療と介護で共通の用語を作り、それぞれの専門職がお互いに学び合って仕事することも大切です。

対談風景1

■医療と介護現場の連携に重要なカンファレンス、その課題とは

一般的に、医療現場の連携にはカンファレンスが重要だと考えられているものの、医療と介護では使う用語や欲しい情報が違うため機能しにくい課題があります。

この課題を解決するためには、医療現場の看護師と介護現場の看護師に連携のハブとなってもらいながら、同時並行的に教育やフォーマットの整備を進めて、看護師に甘えすぎない機関間連携を実現できると理想的です。

対談風景2

■詳しい対談の内容は記事の続きはこちら

さらに対談記事では、介護現場内での職種間連携の重要性などについてご紹介しております。ぜひご一読くださいませ。

>>本編記事URL(どちらも同じ内容です)

ドクターメイト: https://doctormate.co.jp/blog/interview240611

note : https://note.com/naomato/n/nde3cfc364db4

■登壇者のプロフィール・経歴

【千葉大学大学院看護学研究科 看護学研究科 酒井 郁子 教授】

千葉大学大学院 酒井郁子

2000年に母校である千葉大学に赴任し、以来看護学の教員を務める。長期ケア施設の看護管理者を育成するプログラムなどを大学院で立ち上げ、指導者として牽引してきた。現在は特定行為研修修了者の能力開発をする高度実践者教育コース「特定看護学プログラム」を通じ、高齢者施設の看護管理・ケア管理の実践と改善に向き合い続けている。

【ドクターメイト株式会社 代表取締役・医師 青柳 直樹】

ドクターメイト 青柳直樹

2013年 千葉大学医学部卒業後、千葉市立病院で初期研修。2015年 千葉大学皮膚科学教室入局。皮膚悪性腫瘍手術を専門に診察。2017年 ドクターメイト株式会社創業、代表取締役・医師に就任。全体の経営と医療領域を管掌。2019年 医療法人淳仁会理事長就任。土日に外来診察、介護施設への往診も行っている。

■会社・法人概要

会社名 : ドクターメイト株式会社

代表取締役・医師: 青柳 直樹

資本金 : 10億69百万円(資本準備金含む)

本社所在地 : 東京都中央区東日本橋三丁目7番19号 東日本橋ロータリービル9階

公式サイト : https://doctormate.co.jp/

お問合せフォーム: https://doctormate.co.jp/inquiry

■ドクターメイト株式会社について

ドクターメイト株式会社は、オンラインでの日中医療相談と、夜間オンコール代行(TM)を組み合わせた「24時間医療対応サービス」を介護施設(特養、老健、介護付有料老人ホーム、認知症型グループホーム等)スタッフ専用のサービスとして提供しております。

2017年12月の創業から導入施設も増え、現在は国内45都道府県、800を超える介護施設に導入がされています。2022年12月には医師・看護師・元介護職員の経験を活かした、介護職向け医療教育サービス「Dスタ(DM-study)」を新たにリリースしました。

【サービス・事業紹介】

夜間オンコール代行 : https://doctormate.co.jp/oncall

オンライン医療相談(日中医療相談): https://doctormate.co.jp/service-2

Dスタ(DM-study) : https://dm-study.doctormate.co.jp/

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