JR京都線、神戸線など広範囲で一時運転見合わせ、9万5000人に影響 茨木ー千里丘間で特急電車が防護無線

JR西日本本社

 JR西日本のホームページによると、11日午後4時19分ごろ、JR京都線(東海道線)の茨木(大阪府茨木市)―千里丘(摂津市)駅間で敦賀行き特急サンダーバード号が防護無線(周囲の列車を緊急停止させる信号)を発報した。

 この影響で、吹田(吹田市)―京都(京都市)間で運転を見合わせている。

 午後5時10分現在の、運転見合わせ区間は以下の通り

琵琶湖線 米原 から 京都 まで 順次運転見合わせ
JR京都線 京都 から 吹田 まで 運転見合わせ
吹田 から 大阪 まで 順次運転見合わせ
JR神戸線 大阪 から 姫路 まで 順次運転見合わせ
学研都市線 木津 から 京橋 まで 順次運転見合わせ
JR東西線 京橋 から 尼崎 まで 順次運転見合わせ
JR宝塚線 新三田 から 尼崎 まで 順次運転見合わせ
湖西線 京都 から 近江塩津 まで 順次運転見合わせ
おおさか東線 大阪 から 久宝寺 まで 順次運転見合わせ

【追記】運転が見合わせになっていた各線は、11日午後5時半までに運転を再開した。

 またJR西日本は、特急サンダーバード号で、揺れを検知した際に列車を緊急停止させる車両挙動検知装置が作動したことが分かったと発表した。

 運転見合わせで上下線計26本が運休したほか、新快速姫路発長浜行きが最大96分遅れたほか、計125本が遅れ、約9万5000人に影響した。

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