永野芽郁が赤血球役、佐藤健が白血球役に 実写版『はたらく細胞』超特報&ビジュアル公開

永野芽郁と佐藤健が、12月に公開される実写映画『はたらく細胞』でW主演を務めることが6月11日に開催された製作発表会にて明らかに。あわせて特報映像とキャラクタービジュアルが公開された。

本作は、『月刊少年シリウス』にて連載されていた清水茜による同名漫画を実写映画化するもの。物語の舞台は人間の体内。人体で働く無数の細胞たちを擬人化し、彼らが病原菌と戦う姿を描いた世界最小の主人公=細胞たちの活躍が描れる。

「このマンガがすごい!2016」オトコ編第7位をはじめ、2017年にフランスの新聞『ル・モンド』が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」にも選出された原作漫画は、2018年のアニメ化により、さらにブームが過熱。以後、現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1,000万部を超えるヒットを記録している。

人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。体中に酸素を運ぶ赤血球、細菌やウイルスと戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。そんな細胞たちの「体内史上最大の戦い」が今幕を開ける――。

立派な赤血球になることを目指し、体内の各器官に酸素を届けるため奮闘する主人公の1人を演じるのは、映画『からかい上手の高木さん』やドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)など主演作が相次ぐ永野。赤血球と共に体内を守るもう一人の主人公であり、外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する細胞「白血球(好中球)」を佐藤が演じる。

監督を務めるのは、『のだめカンタービレ 最終楽章』、『テルマエ・ロマエ』、『翔んで埼玉』などの武内英樹。武内監督は今回の映画化について、「細胞たちの日常を、笑いと学びに溢れた壮大なスケールでお届けしたい」と意気込みを語っている。脚本は、武内監督と『翔んで埼玉』でタッグを組んだ徳永友一が担当する。

あわせて公開された約1分の超特報映像では、これからの未来を夢見て希望に満ち溢れる赤血球(永野芽郁)と、侵入した細菌を瞬く間に駆除していくクールな白血球(佐藤健)の姿が映し出されている。映像では、37兆個の細胞たちが働く人間の体の中、広大な体内ワンダーランドの世界の中にくしゃみ1号ロケットが発射され、赤血球がとまどいの叫びを上げるシーンも確認できる。

キャラクタービジュアルには、赤い髪と帽子がトレードマークの永野演じる赤血球と、顔も髪も真っ白な佐藤演じる白血球の姿が。赤血球の背景には酸素が入った段ボールが、白血球の背景にはウイルスを駆除するためのナイフがそれぞれ配されている。
(文=リアルサウンド編集部)

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