「“熱中症特別警戒アラート”って?? 発表されたらどうすべき??」 発表条件やとるべき対応などを解説

愛媛県では、今年の夏も暖かい空気におおわれて、8月にかけて気温が平年より高い予想です。

降水量も平年並みか多めの予想が出ています。
ということで、蒸し暑く、熱中症のリスクがより高まりそうです。

◆高まる熱中症リスク…「特別警戒アラート」とは?

そして、今年から運用が開始されたのが「熱中症特別警戒アラート」です。
すでに運用されている「熱中症警戒アラート」は、県内いずれかの地点で、気温・湿度・日差しなどを考慮した暑さ指数が、33以上で発表されます。

一方、特別警戒アラートは、県内すべての観測地点で暑さ指数35に達すると予測される場合に発表されます。
過去に該当した事例はなく、発表されれば記録的な暑さということになります。

◆「特別警戒アラート」が発表されたら、どうしたらいい??

特別警戒アラートが発表された時は、どうすればいいのでしょうか。

まずは、自分と周りの人の命を守る行動を取って下さい。
具体的には、涼しい環境に自分の身を置くこと。
また熱中症にかかりやすい、高齢者や乳幼児がエアコンの効いた環境で過ごせているか、周りの方が確認して下さい。

学校関係者やイベント主催者などは、熱中症対策が徹底できていない場合は、中止などを判断することや、クーリングシェルターを利用することも大事です。

ただし、特別警戒アラートが出ていなくても、油断せず暑さへの対策を続けてください。

© 株式会社あいテレビ