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熱帯地域で育つイメージのあるコーヒー豆が山形でも栽培されていることをご存じでしょうか。
県産コーヒーの販売を目指したプロジェクトが、いま軌道に乗り始めています。
【インタビュー】「こちらがコーヒー農園です」「こちらがコーヒーの木ですか?」「約80本ほどあります」「初めてみましたコーヒーの木」
こちらは県内初のコーヒー農園。
山形市で焙煎や販売を手がける「東北萬国社」が山形産コーヒーを作ろうと栽培をはじめ4年目となりました。
春先から初夏にかけてが実の収穫時期だということで…
【インタビュー】「これがコーヒーチェリー」「この実を収穫して中の種を取り出してそれを焙煎するとコーヒー豆になる」「おいしそうにも見える」「食べると甘い味がします」「甘い。味は桃みたい」「熱帯地域のイメージのあるコーヒーですから山形でこの状態がみられるとはなかなか思わないですよね」
寒さに弱いコーヒーの木の栽培を山形で実現するためにはハウス内で加温機を使用し、冬でも10度以下にならないよう保つなど試行錯誤が続いています。
そして3年目の2023年。初めて、豆80粒。カップ1杯半分の収穫に成功。
2024年は、その倍の量を収穫できると見込んでいて、3年後には希少でもなんとか販売にこぎつけたいとしています。
【インタビュー】「まさに県産コーヒーを小さいながらも少しでも多くの方に届けられたらいいなと思う」