5月、滋賀県で保護司の男性が殺害された事件を受け、佐賀保護観察所でも県内の保護司に対しトラブルがないかなど聞き取り調査を行っています。
「保護司」とは犯罪を犯した人や非行に走った少年の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。
5月、滋賀県で保護司の男性が殺害され保護観察中の男が逮捕された事件を受け、佐賀保護観察所でも10日から県内で活動している保護司約120人に電話で聞き取り調査をしています。
保護観察対象者との間に直近で何かトラブルが無かったか、不安に思うような言動がなかったかなどを確認しているということです。
【佐賀保護観察所 大塚裕友統括保護観察官】
「保護司さんから相談を受けやすい環境を作って何かあればすぐに対応、適宜適切な対応を取れるようにということを心がけていきたい」
これまでのところ県内で大きなトラブルは確認されていませんが、佐賀保護観察所では休日や夜間でも保護司からの相談に応える態勢を整えているということです。
