意外と知らない。車を予算オーバーせずに買う3つのポイント

原材料価格や原油価格の高騰、円安の影響により、車の価格が上昇しています。

物価高が続き家計状況に不安がある中でも、必要に迫られて車を購入せざるを得ない人もいるでしょう。

車の購入費用は、家計に大きな負担がかかります。

この記事では、予算を守りながら車を購入するためのポイントを解説します。

車の購入、予算オーバーは48.8%

株式会社400Fが、「マイカーに関する意識調査」を実施しました。

出典:家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ「オカネコ マイカーに関する意識調査」(以下同)

マイカーの購入にかかった費用については、「100万円以上200万円未満」(24.9%)が最も多く、「200万円以上300万円未満」(23.6%)と続きました。

マイカーの平均購入費用は約266万円となっています。

ボディタイプ別の購入平均値は、軽自動車が179.1万円で最も安く、SUVが419.7万円で最も高い金額でした。

選ぶボディタイプによって、購入金額には差があることがわかります。

マイカーの想定予算と実際の購入費の違いについては、「予算とほぼ同じで購入した」(42.7%)が最も多く、「10万円以上50万円未満(高くなった)」(17.2%)、「50万円以上100万円未満(高くなった)」(11.2%)と続きました。

マイカーの購入にあたって、半数近くの人が、予算オーバーしていることがわかります。

マイカー購入前に知っておきたいポイント

マイカー購入で予算オーバーしないためには、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。

  • 車両本体以外にお金がかかる
  • 支払いは一括払いの方が安い
  • 下取りよりも買取業者へ売却する方がお得

車両本体以外にお金がかかる

まずは、車を購入する際、車両本体以外にかかる費用の金額を事前に把握しておきましょう。

同調査結果では、全体の約20%の人が、予算オーバーの原因は「税金や保険料など車両本体以外の予算設定が甘かったから」と回答しました。

車を購入する際に、車両本体以外にかかる費用には、主に以下のものが挙げられます。

  • オプション
  • 税金
  • 保険
  • 代行費用(車庫証明・車両登録・納車・陸送など)

これらの費用は車によって異なり、車両本体価格の10~20%が一般的です。

軽自動車なら10万〜15万円、普通自動車の場合は車の重さや登録月によって大きく差がありますが、20万〜25万円程度が目安でしょう。

支払いは一括払いの方が安い

また、マイカー購入の際は、支払い方法の選択も重要です。

一括払いやローン、残価設定型など、支払い方法には複数の選択肢があります。

その中で、予算オーバーせず、かつ支払金額を抑えるには、一括払いがおすすめです。

ローンは利息を払うことになるため、支払総額は一括払いに比べて高くなります。

一括払い以外は、最終的な支払金額が高めになることを知っておきましょう。

下取りよりも買取業者へ売却する方がお得

最後に、いままで乗っていた車を売却する場合は、複数の中古車買取業者で見積もりをとってから売り先を決めましょう。

購入店で下取りに出した場合、その下取り価格が適正かどうか判断することは難しいです。

そのため、複数の買取業者の見積もりをとることで、自分の車の相場がわかり、高く買い取ってくれる業者を見つけられます。

一般的には下取りに出すよりも、中古車買取業者に売却した方が高くなる可能性が高いです。

複数の買取業者に見積もりをとるには、「ズバット車買取比較」などの一括査定サービスを利用するのがおすすめです。

約30秒で、最大10社の査定額を比較することができます。

>>「ズバット車買取比較」で一括査定する 出典

  • 家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ「オカネコ マイカーに関する意識調査」

© 株式会社ウェブクルー