秋田県内で進められる浮体式洋上風力発電の事業者が11日発表され由利本荘市とにかほ市の県南部沖のプロジェクトが採択されました。
経済産業省は2024年2月から風車を海上に浮かべる浮体式洋上風力発電の低コスト化に向けた実証事業を行う実施区域を公募していました。
11日その事業者と内容が発表されました。選ばれたのは丸紅洋上風力開発を中心とした企業グループによる秋田県南部沖のプロジェクトです。これまで主流となっていた着床式はコストが安いものの、水深が深い沖合への建設は難しく浮体式は沖合にも建設できます。ただ建設コストが課題です。
佐竹知事は「着床式の洋上風力に続き、浮体式においても全国に先駆けた導入の推進に大きな弾みになると」コメントしています。