マリーゴールド生え抜き1号・21歳の南小桃がデビュー 黒星も善戦「テッペンに立ちたい」

女子プロレス・マリーゴールド「Marigold Grand Opening Wars2024」が11日、旗揚げ戦以来2度目となる東京・後楽園ホール大会で行われた。団体の生え抜き第1号として、練習生の南小桃がMIRAIを相手にデビュー戦に臨んだ。14分1秒、ギブアップを奪われ力尽きた。

身長153センチ、体重50キロ。団体の背番号「2」。小さな体に闘志を込めた。MIRAIのアルゼンチン式背骨折りを丸め込み、関節技で攻め込む場面もあった。SSコロンビアwithミケーレ(変形裏投げ)から抑え込まれてもキックアウトし、ミラマーレ(変形腕固め)もロープエスケープで耐えた。最後はサソリ固めで敗れたが、大きな拍手を背に受けリングを降りた。

2003年3月10日生まれ、福岡県出身。高校卒業後にYouTubeの動画でプロレスに夢中となり、スターダムの試合観戦を機にレスラーを目指した。スターダムの練習生から23年3月にデビュー予定だったが、腰の故障のため延期され、練習生のままマリーゴールドへと移っていた。

南は「デビューまで長い道のりでしたが、MIRAIさんと対戦できて最高の日になりました。まだまだ未熟ですがマリーゴールドでテッペンに立ちたい」と気合を入れ「軽量級のベルトを目指して頑張りたいです」と未来図を描いていた。

(よろず~ニュース編集部)

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