「前年同月比の家賃」が最も高かった都道府県はどこ(1K・1DK・1LDK編) 意外な1位に驚いてしまう

家計を考えるうえで、毎月支払いが発生する家賃の影響は大きいもの。

引っ越しシーズンである4月は入居者が決まるのが早い時期なので家賃が高い傾向にあります。

そこで、くらしとお金の経済メディア「LIMO」では5月中旬~6月頭にかけて、全国賃貸管理ビジネス協会の2024年4月の調査データをもとに「間取り別賃料」に関するアンケートを実施しました。

今回はその中から、2024年4月の1部屋(1K・1DK・1LDK含む)の平均賃料に関するアンケート結果を紹介します。

記事の後半では、2024年4月の平均家賃が全国平均より高かった都道府県とその賃料も公開していますのでぜひ最後までご覧ください。

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2024年4月の1部屋の平均賃料は? 独自アンケート調査の設問リスト

設問: 2024年4月の1部屋(1K・1DK・1LDK含む)の平均賃料について、前年同月比が最も高い伸び率だった都道府県はどこでしょうか?

  • 山形県
  • 福井県
  • 奈良県
  • 和歌山県
  • 大分県
1部屋の平均賃料、2024年4月の前年同月比が高い都道府県トップ3
2024年4月の1部屋(1K・1DK・1LDK含む)の平均賃料について、前年同月比が最も高い伸び率だった都道府県はどこでしょうか?

1部屋の平均賃料、2024年4月の前年同月比が最も高い都道府県はどこ

2024年4月の1部屋(1K・1DK・1LDK含む)の平均賃料について、前年同月比が最も高い伸び率だった都道府県は「奈良県」の「14.1%」。次いで、「大分県」の「13.1%」、「和歌山県」の「9.4%」という結果になりました。

1位を的中できたLIMOのメルマガ会員は3.5割でした。

なお、大分県、奈良県、和歌山県の1部屋(1K・1DK・1LDK含む)の平均賃料(2024年4月)は以下のとおりです。

  • 奈良県 4万9372円
  • 大分県 4万4596円
  • 和歌山県 4万3509円

いずれの都道府県も2023年よりは賃料が上昇したものの、全国平均賃料(5万1905円)を下回る賃料であり、安くで物件が借りられるとあってSNSではFIRE・セミリタイア後の住まいの候補地として挙げる声もありました。

2024年4月の家賃が全国平均より高い都道府県はどこ

2024年4月の平均賃料が全国平均より高かった都道府県も見てみましょう。

  • 埼玉県 5万4764円
  • 千葉県 5万4882円
  • 東京都 7万3719円
  • 神奈川県 5万9955円
  • 愛知県 5万3084円
  • 京都府 5万2707円
  • 大阪府 5万7153円
  • 兵庫県 5万3109円

上記のとおり、2024年4月の1部屋(1K・1DK・1LDK含む)の平均賃料が全国平均より高かった都道府県は「8」箇所ありました。

まとめにかえて

今回の独自調査の結果では、2024年4月の1部屋(1K・1DK・1LDK含む)の平均賃料について、前年同月比が最も高い伸び率だった都道府県を「奈良県」と的中できた人は3.5割でした。

読者の皆さんはいかがでしょうか。

今後もLIMOではメルマガ会員向けにあらゆるアンケート調査を実施し、コンテンツとして配信していきます。

  • 今回のアンケート実施期間:2024年5月22日~6月1日
  • 今回のアンケート回答者数:20名

参考資料

  • 全国賃貸管理ビジネス協会「全国平均家賃による間取り別賃料の推移」2024年4月調査
  • 全国賃貸管理ビジネス協会「全国平均家賃による間取り別賃料の推移」2023年4月調査
  • 総務省「指定都市一覧 - 地方自治制度」

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