「昔の人はとても大変だったことがよく分かった」小学生が船に稲を乗せて田植えに挑戦=浜松市

昔から伝わる産業や地域の歴史への理解を深めるため、浜松市の小学生が6月11日、船で稲を運び、田植え作業を体験しました。

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昔ながらの田植え作業を体験したのは、浜松市立西気賀小学校の児童です。西気賀地域では、車社会になるまで荷物が多く運べる和船に稲を載せ、田んぼまで運んでいました。

11日は4年生と5年生の児童が船に乗り込み、約1時間かけて、学校から田んぼまで稲を運びました。田んぼ近くの船着き場に到着すると、船から稲をおろし田んぼまで運びました。

「白はヤバい。いい色になったぜ。うわー」

田植え作業では地元の農家の指導を受けました。ほとんどの児童が初めての体験で田んぼの感触に最後まで慣れない子どももいました。

<参加した3年生>
「ドロドロで最悪な感覚」

<参加した4年生>
「昔の人はとても大変だっていうということがよく分かりました」

稲は、10月に収穫し、再び船で学校まで運ぶ予定です。

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