ジャッキー・チェン 13年ぶり来日「スタントマンをやってください」ゲストの芸人を指名し酔拳を伝授

 笑顔で手を振る(左から)ジャッキーちゃん、ジャッキー・チェン、ラリー・ヤン監督(撮影・吉澤敬太)

 香港出身で世界的な映画俳優のジャッキー・チェン(70)が11日、13年ぶりに来日し、都内で行われた公開中の主演映画「ライド・オン」の舞台あいさつに出席した。同映画はジャッキーにとって初主演から50周年を迎えた記念作。昨年の4月に中国で公開され、興行収入30億円突破の大ヒットを記録した。

 絶叫に近い歓声を浴びながらステージに登壇したジャッキーは「みなさん、お久しぶりです!映画見た?好き?」と親日家らしい流ちょうな日本語であいさつ。日本で食べたいものを聞かれると「カニ、九州ラーメン。あとワサビも」と笑顔を見せ、13年ぶりの再会をファンとともに分かち合った。

 ジャッキーは、同映画でかつて伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロンを熱演。難易度の高いスタントを自ら進んで希望するなど、70歳にして健在のアクションシーンも大迫力で披露している。同映画の海外プロモーションは日本限定となっているが「(日本のファンは)何年もずっとサポートしてくれて。つい最近も私がいないのに誕生日を祝ってくれていた」と両手を広げて感謝の思いを伝えた。

 この日は、ジャッキー激似モノマネで知られるお笑い芸人・ジャッキーちゃん(49)も登壇した。ジャッキーから酔拳を直々に伝授されたジャッキーちゃんは緊張と興奮で汗びっしょりに。ジャッキーはハンカチで額を拭いてあげながら「(モノマネは)まあまあ良いですね。今度僕のスタントマンもやってください」と話し、会場を盛り上げた。

 ファンとの交流に上機嫌のジャッキーはイベントのエンディングに劇中歌が流れると、再びマイクを握り熱唱。「みなさんのおかげで、ずっと若々しくいられます。これからもどんどん、毎年1本ぐらいは映画に出て、皆さんとまたお会いしたいです」と力強く再会を約束。拍手と大歓声にいつまでも手を振り続けていた。

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