湿気による髪のうねり、広がり対策におすすめ。ヘアケアアイテム8つ

By 寒川 あゆみ

湿気が多い季節はいつも以上に髪のうねりや広がりが気になりませんか? 今回は、時間がない朝でもスタイリングがしやすい状態にしたい、朝のヘアセットを維持したい人に、エステティシャンが愛用しているヘアケアアイテムをご紹介します。

髪のうねり、広がりの原因

髪のうねりや広がりの原因はいくつかあります。
(1)元々の髪質:毛穴の形や向きのゆがみや髪質の違いによって、髪が波状にうねり広がったように見えます。
(2)乾燥やダメージ:ヘアケア不足、紫外線、熱やカラーダメージなどによって髪の表面にあるキューティクルが乱れることでうねりや広がりを招きます。
(3)間違ったケア: シャンプーやトリートメント時に頭皮を強くこすったり髪同士を摩擦するように洗うなどの洗い方。また、ブラッシングの際に髪や頭皮を引っ張ったりドライヤーの距離が近いと頭皮や髪へのダメージとなり、うねりや広がりの原因となります。
(4) 湿気:髪の毛は湿気を吸収すると膨張しやすくなるため、うねりや広がりを感じやすくなります。

朝のうねり、広がり対策に!夜に使うと朝のヘアケアセットがラク

朝は何かと忙しくゆっくり時間がとれない人も多いはず。短い時間でヘアセットができるように夜のケアを念入りにしておきましょう。

ひとつ目は、ヘアブラシ。
シャンプー前にヘアブラシをすると髪に付着した汚れを落としたり髪のからまりをほぐすことができ、シャンプーやトリートメントのなじみがよくなります。

私が愛用している「リファ イオンケアブラシ」はイオンプレートが搭載されていて髪のツヤ出しやサラサラ感を高めることができます。シャンプー時に使うことができ、頭皮の毛穴汚れのケアとしても使うことができます。

2つ目は、ヘアトリートメント。
私は、紫外線やカラーリング、ドライヤーなどの熱によるダメージを受けているので、髪のうるおいやまとまり感を高めるヘアトリートメントは欠かせません。
私が使っている「ノエビア トカラの海のヘアパック」は海泥(海シルト、タナクラクライ/洗浄成分)が配合された濃厚なヘアパックで、乾燥やパサつきなどのダメージ補修や保護、頭皮環境を整えてくれます。

シャンプー後、水気をよく切り毛先になじませたあと、髪全体になじませて頭皮を軽くマッサージします。1〜2分間置いたあと洗い流します。

3つ目はヘアセラム。
髪のなめらかさを高めたいときはドライヤー前にヘアセラムを活用します。
使っているのは「モレキュラー リペア ヘア セラム」。髪の内部まで浸透し、保湿力を高めるセラミド5コンプレックス(5種のセラミドがナノサイズになっているもの)ドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージをケアする成分、毛先のパサつきなどの集中ダメージをケアする成分が配合されています。
セラムを髪になじませたあとはドライヤーで乾かします。

4つ目はドライヤー。
ドライヤーは「リファ ビューテック ドライヤープロ」を愛用しています。
髪にうるおいを与えながら乾かすハイドロイオン技術、過度な熱ダメージを与えない温低風モード、強力な風量ですばやく髪を乾かすプロフェッショナル用モーターなどが特徴です。

お風呂上がりは頭皮のすっきり感、サラサラとした指通りの仕上がりです。

翌朝の髪をチェックしてみると寝ぐせや毛先のハネなどはありますが、うねりや広がりは少なめです。

ブラッシングをすると毛先がまとまり、スタイリングがしやすくなります。

日中もスタイリングをキープ!朝におすすめのスタイリングアイテム

最初に使うのは、ヘアオイルミストとストレートヘアアイロン。
ダウンスタイルにしたいときやまとめ髪の土台を作りたいとき、動きのある毛先を作りたいときはストレートヘアアイロンを活用します。

サラサラ感やうるおいのある仕上がりにしたいのでヘアアイロン前に「サロンムーン ヘアオイルミスト」をなじませます。

ストレートヘアアイロンは「サロンムーン ミラーダブルイオン® ストレートヘアアイロン」を愛用しています。
ダブルイオン機能、髪の摩擦が少ないミラープレート、高速加熱や温度調節機能などが特徴です。

ストレートパーマを当てたような真っ直ぐな仕上がりとパサつかずツヤのある仕上がりがお気に入りです。

続いては、スタイリング剤。
髪をまとめたあと、パラパラと落ちてきたり、浮く毛は「ケープ スーパーハード」をスプレーしてコームで毛の流れを整えています。

頭頂部のアホ毛をおさめたいときは「アハロバター ポイントフィクサー ジェル」で整えています。

いかがだったでしょうか。
髪のうねりや広がりを感じると朝のスタイリングが面倒くさく感じたり、モチベーションが下がることもありますよね。 夜の仕込みやスタイリングを維持するアイテムをうまく活用して、湿気の多い時期を乗り切りましょう。

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