【マリーゴールド】〝生え抜き第1号〟南小桃がデビュー「マリーゴールドのてっぺんに立ちたい」

MIRAI(左)にドロップキックを放つ南小桃

女子プロレス「マリーゴールド」の生え抜き第1号となる南小桃(21)が、11日の東京・後楽園ホール大会でデビューした。

第1試合でMIRAI(24)とシングルで対戦。大「小桃」コールで包まれた会場に、黒を基調としたコスチュームで登場した小桃は、序盤から臆することなく向かっていった。

ドロップキック2連発からスピーディーな動きで腕十字に捕らえると、10分過ぎには腕固めで捕獲。だが、これを逃げられると、丸め込み技の連発でも3カウントが奪えなかった。

試合時間が残り2分を切ったところでサソリ固めを決められ、リング中央に戻されたところで14分1秒、無念のギブアップ負けを喫した。

それでも観客から大きな拍手を送られた小桃は「随分長い道のりでしたが、今日MIRAIさんと対戦ができて、デビューできて本当に最高な1日でした」と振り返った。

昨年3月にスターダムマットでデビューする予定だったが、ケガの治療のため延期に。練習生のまま、今年5月に旗揚げしたマリーゴールドに移籍していた。

「まだまだ未熟な部分が多いので、もっともっと成長して、マリーゴールドのてっぺんに立ちたいと思います」と誓う新人に注目が集まりそうだ。

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