大規模災害を想定した県の緊急登庁訓練が11日早朝、県庁で行われ、担当職員が災害対策本部の設置など有事の際の対応を再確認した。
同日午前6時半ごろ、本県沖を震源とするマグニチュード(M)7.7の地震が発生。酒田市で震度7、庄内沿岸地域で震度6強の揺れを観測し、多くの人的被害が出た-との想定で訓練を行った。事前告知はせず、想定と同じ時間に県職員参集システムのメールで招集した。
県災害対策本部事務局の応急対策班員198人のうち、87人を招集し、出張中の職員などを除く71人が登庁した。職員は県庁講堂に駆けつけると、管理班や生活救援班などに分かれてテーブルを並べ、機材を手際よく配置した。本部の設置は午前7時半に完了した。