グレングラントが「The Glasshouse Collection(グラスハウスコレクション)」を発表:同蒸留所に常備されている中で熟成年数が最も古いシングルモルトスコッチウイスキーを配した新たな高級ウイスキーシリーズ

21年熟成、25年熟成、30年熟成の新しいエクスプレッションで構成されるグラスハウスコレクションが、グレングラント製ウイスキーの素晴らしい熟成を記念して販売される

ローゼス(スコットランド), 2024年6月11日 /PRNewswire/ -- スペイサイドの中心に本拠を構えるグレングラントシングルモルトスコッチウイスキー蒸留所は本日、グラスハウスコレクションを発表しました。同蒸留所に常備されている中で、熟成年数が最も古いウイスキーを配した新たな高級ウイスキーシリーズです。グレングラント21年に、グレングラント25年、グレングラント30年が加わった希少なシングルモルトのコレクションは、180年以上の歴史を持ち、他の追随を許さない同蒸留所のウイスキーの熟成を記念したものです。

THE GLEN GRANT UNVEILS "THE GLASSHOUSE COLLECTION": A NEW PRESTIGE RANGE FEATURING THE OLDEST AGED SINGLE MALT SCOTCH WHISKIES IN THE PERMANENT PORTFOLIO

グラスハウスコレクションは、先見の明を持ったグレングラントの先達、James 'The Major' Grant(ジェームズ・「少佐」・グラント)氏の遺産から生まれました。熱心な旅行家であった 「少佐」は、カリスマ的でエキセントリックなイノベーターであり、アフリカ南部からヒマラヤの山頂まで、世界中を巡っていました。彼は、冒険のたびに花や植物を集めてスコットランドに持ち帰り、貴重で繊細な植物を保護し、育てるために、1886年に建てられたビクトリア朝風の広大なグラスハウスに保管しました。これは、同蒸留所の倉庫が何十年にもわたって蒸留酒を保管してきたこととまったく同じです。

グレングラントのグラスハウスコレクションは、このグラスハウスのエッセンスを受け継いだ3種類の希少なシングルモルトウイスキーで構成されています。それぞれのエクスプレッションは、一日のある時間帯を反映したもので、夜明けから月夜までのグラスハウス内の光を、特別に熟成した蒸留酒の特徴を表す比喩として用いています。

この新しいコレクションの発売は、グレングラントにとって重要な節目となります。伝説のマスターディスティラー、Dennis Malcolm OBE(デニス・マルコムOBE)がスコッチウイスキー業界で60年以上のキャリアを積んだ後、引退の時を迎えようとしています。グラスハウスコレクションは、デニス・マルコム氏の指揮下でリリースされる最後のウイスキーとなりますが、彼の遺産は、Greig Stables(グレイグ・ステーブルズ)氏が敬意をもって守ることになります。同氏は、過去18年間にわたってデニスと密接に協力してきた後継者であり、今回のコレクションを作り上げる際にも、きわめて重要な役割を果たしています。

「デニスとの20年近い共同作業は信じられないような旅路でした。彼の洞察力と指導には深く感謝しています」、とステーブルズ氏は述べています。「マスターディスティラー就任にあたり、私は彼との旅路で学んだ教訓と指導者としてのビジョンを持ち続けます。新たな章に向けてグレングラントを率いていけることを光栄に思いますし、これから起こることに興奮し、熱中しています。今回のような希少な熟成ウイスキーを紹介するにあたり、グレングラントのスピリットが、個性と品位を維持しながら、時とともに熟成していくさまをお見せできることを嬉しく思います。ウイスキーの発売とデニスの遺産に敬意を表し、ダブルゴールドを受賞した25年もののウイスキーで乾杯したいと思います。」

グラスハウスコレクションに至る道のり

グラスハウスコレクションの高級ウイスキーは、同蒸留所で最も古い伝統的な石造りのダンネージ倉庫の神聖な壁に囲まれ、アメリカンオークのバーボン樽とオロロソシェリー樽の中で丁寧に熟成されたものです。同蒸留所の特徴である細長い首を持つ銅製スチルと水冷式精製器により、最高級の蒸留気体のみが集められ、青リンゴのように刺激的でデリケートな、グレングラントならではのエッセンスが生まれます。21年、25年、30年熟成の3つのウイスキーのキャラクターは、グラスハウス内の日照サイクルの移り変わりを表しており、グレングラントの蒸留酒の熟成工程を示しています。

グレングラント21は、グラスハウスに差し込む一日の最初の光を表しています。早朝の光の繊細で優美な質感を捉えたものです。明け方の光が庭に生命を吹き込むように、このエクスプレッションは新鮮で活気に満ちたキャラクターを体現しています。トロピカルフルーツの爆発的な香り、クリーミーなバターのノート、長く続くクレームブリュレのフィニッシュがこのシングルモルトの特徴であり、個性に満ちた感覚で人を光の中に誘い、そこに浸らせます。アルコール度数46%で瓶詰めされ、自然な色合いを持ち、非冷却濾過されたこのウイスキーは、一日を照らす太陽のように感情に訴えかける、かぐわしい暖かみを凝縮しています。

ゴールデンタイムの光がグラスハウスに輝きを投げかける頃、グレングラントの新商品、傑出した25年熟成物に命が吹き込まれます。暖かな光を放つ夕日のように、このウイスキーは、ベルベットのような滑らかさでその真の姿を現します。ドライストーンフルーツとトフィーのノートのエッセンスを閉じ込めており、一口ごとに独特の甘いアロマが広がります。ダークチョコレート、刺激的なオレンジ、オーク、ナツメグの豊かな風味が広がり、柔らかなスモークの微妙な気配とともに、暖かみのあるスパイスのフィニッシュが最後に訪れます。25年の熟成を経て、アルコール度数46%で瓶詰めされ、自然な色合いを持ち、非冷却濾過されたこのエクスプレッションは、ゴールデンアワーの時間帯、優しく沈む太陽をグラスハウスから見ているさまを彷彿とさせる、刺激的でかぐわしい暖かみを体現しています。一日の最後の太陽光が風景を優しく照らすように、このウイスキーは、消えずに続く暖かさと黄金色の色相を自らのうちに取り込んでいます。

夕闇が降りてくると、私たちは月明かりに照らされたグラスハウスへと運ばれます。そこは静かでありながら、光と影が生き生きと動いています。この瞬間、私たちはグレングラント30を発見します。豊かで複雑なオーク香のブーケと、深みのある独特のフィニッシュを持つ、希少で優美な飲み物です。30年熟成された希少で刺激的なこのウイスキーは、複雑な層を成すオークの香りに、ネクタリン、蜂蜜、ドライフルーツの香りが織り込まれ、時代を超えた逸楽を呼び起こします。デメララシュガーの風味とベルベットのようなクリーミーさが味覚の上で踊り、一口ごとに熟成の深さが明らかになります。その後に訪れる、抗いがたく甘美でフルーティーなフィニッシュが、さらにもう一口味わいたくなる余韻を残します。アルコール度数48パーセントで瓶詰めされ、自然な色合いを持ち、非冷却濾過されたこのグレングラント30年は、グラスハウスに降り注ぐ月光の涼しい色調を迎え入れています。

グラスハウスの一日:LACHLAN TURCZAN(ラクラン・ターザン)による光の追求

この歴史的なリリースを記念し、グレングラントはアーティストのラクラン・ターザン氏と提携し、彼の没入型連作インスタレーション「Optical Resonance(光の共鳴)」を通じて、「A Day in the Glasshouse(グラスハウスの一日)」と題した新しいインスタレーションを制作しました。ターザン氏による革新的なサイマティクス彫刻は、光、そして蒸留工程の基本要素である水を利用し、魅惑的な反射を作り出します。「グラスハウスの一日」は3つの連作形式になっており、それぞれが3種類の高級ウイスキーのユニークな個性を映し出しています。それぞれの蒸留酒の熟成年数、特徴、イメージする時間帯を高らかに謳い上げたこの芸術的なパートナーシップは、愛好家を多感覚に訴える体験の旅に引き込み、それぞれのウイスキーの味覚体験をさらに高めます。これは、世界中からインスピレーションを得るというグレングラントの姿勢と見事に一致しています。

「グレングラントのグラスハウスコレクションに対する私の探求は、液体の光学的現象を探し求める私の芸術活動に根ざしたものです。ジェームズ・「少佐」・グラントの魅力的な履歴にもインスピレーションを受けました。旅と保存に対する彼の情熱は、私自身の関心事とも響き合います。私は、「光の共鳴」を用い、一日を通して変化する光のニュアンスを、それぞれのウイスキーと組み合わせて際立たせることを目指しました。21年物の夜明けの穏やかな波紋から、月光に照らされた30年物の魅惑的なサイマティックパターンまで、水と光による私の彫刻は没入型の感覚体験を届けます。その世界に誘い込まれた愛好家は、芸術、科学、そして世界的に有名なウイスキーの職人技の融合を体験することになるでしょう。」

発売時期

グラスハウスコレクションは、アメリカ、イギリス、アジアを含む世界中の一部の市場で2024年から販売を開始します。希望小売価格は、グレングラント21年が360米ドル、グレングラント25年が1,000米ドル、グレングラント30年が3,000米ドルです。

詳細については、同蒸留所のウェブサイトをご覧いただくか、Instagramで@theglengrantをフォローしてください。

グレングラントについて

ジェームズ・グラントとジョン・グラントの兄弟がグレングラントを創業したのは1840年です。スペイサイドのローゼスで最初の蒸留所でした。兄弟は北部初の鉄道を敷設し、蒸留所と町全体に電灯を開設するなど、創意工夫に満ちた遺産を残しました。1872年、カリスマ的なイノベーターであり、冒険好きな旅人でもあった相続人のジェームズ・「少佐」・グラントが事業を引き継ぎました。世界にまたがる果敢な旅を通して、彼は数々の見事な発見を成し遂げました。それが、スコットランドで唯一の蒸留所庭園であり、彼が愛してやまない広さ27エーカーのGarden of Splendours(華麗なる庭園)の開園につながったのです。この素晴らしい庭園からインスピレーションを得た彼は、独自のシングルモルトを構想し、背の高い細長いポットスチルとユニークな水冷式精製器を組み合わせ、グレングラントのシングルモルトスコッチウイスキーを今なお特徴づける刺激的な風味を生み出しました。

今、グレングラントの情熱的なスピリットを敬意とともに守るのはマスターディスティラーです。グレングラントのチームは、同蒸留所のウイスキーの希少な特徴を守るために、伝統と革新を組み合わせながら仕事をしています。グレングラントのウイスキーは、大麦からボトルまですべて蒸留所の敷地内で作られており、それが最高の品質を保つ秘訣となっています。

カンパリアメリカについて

50以上のプレミアムおよびスーパープレミアムブランドのポートフォリオを持つカンパリグループは、世界の蒸留酒業界の主要企業であり、世界、地域、そして 地元の優先順位を超えて広がっています。

カンパリグループが注力している世界での優先事項には、アペロール、アップルトン・エステート、カンパリ、SKYY、ワイルドターキー、グランマニエなどがあります。

カンパリグループは1860年に設立され、今日ではプレミアム蒸留酒業界で世界第6位の規模を誇ります。世界190ヶ国以上で取引されており、ヨーロッパとアメリカでトップの地位を占めています。

同グループの成長戦略は、強力なブランド構築による有機的な成長と、ブランドや事業の選択的な買収による外部成長を組み合わせることを目指しています。

カンパリグループは、イタリアのセスト・サン・ジョヴァンニに本社を置き、世界各地に22の工場を所有し、23ヶ国に独自の販売網を持っています。同グループは約4,000人の従業員を擁しています。

親会社のダビデ・カンパリ-ミラノ(Davide Campari-Milano N.V.)(ロイター:CPRI.MI - ブルームバーグ:CPR IM)の株式は、2001年よりイタリア証券取引所に上場しています。

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