ヤクルト痛恨の逆転負け 3番・DHで先発の村上は4三振でブレーキ 高津監督も「逆効果だった」とガックリ

 ヤクルト・高津監督

 「ソフトバンク4-2ヤクルト」(11日、みずほペイペイドーム)

 高津ヤクルトが痛恨の逆転負け。「3番・指名打者」で先発出場した村上が4三振と、本来の力を発揮することができなかった。

 試合後に高津監督は「3番・指名打者」での先発起用の意図を、「今日はもう気分転換で、守備なしで打つだけにしました。何かきっかけになってくれたらなと思ったんですけどね」と説明。12日からは守備にも就く予定だとし、「逆効果だったですね」と肩を落とした。

 現状で3試合連続無安打と、本来の調子ではない主砲。高津監督も「今ボールがバットに当たらないので、当たればファウルなんですけど、そういう状態が続いてますね。空振りがめちゃくちゃ多いので」とし、「やっぱり(打線の)真ん中を打つ彼にとってはね、責任が大きくなってきますけれどもね。チームを救う1本っていうのは期待しています」と復調を願った。

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