JR横浜線運転士が20秒間居眠り 横浜駅で停止位置誤る「一時的に眠気」

JR横浜線(資料写真)

 JR東日本横浜支社は11日、横浜線の運転士が走行中に居眠りをし、横浜駅で所定停車位置を誤って停車したと発表した。

 同支社によると、同日午後3時45分ごろ、桜木町発八王子行き普通電車が横浜駅に到着した際に、所定停止位置の約3メートル手前に停車した。その後、停車位置を修正し、同駅を約1分遅れで運転を再開した。利用者からけがや体調不良といった申告はなかった。

 運転士が同駅に進入する付近から約20秒間居眠りしていたという。運転士は「一時的に眠気に襲われてブレーキ操作を誤った」などと説明している。

 同支社は「当該乗務員には厳しく指導し、お客さまに安心してご利用いただけるように努める」とのコメントを出した。

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