【マリーゴールド】〝エース〟Sareee 弓月に勝利しジュリアと舌戦「お前、大丈夫か?」

にらみ合うジュリア(左)とSareee

元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が、「マリーゴールド」〝エース〟の務めを果たした。

11日の東京・後楽園ホール大会では〝未来のエース〟ビクトリア弓月(19)とシングルで対戦。ジュリアの欠場に伴い、外敵ながら「エース」に名乗りを上げたSareeeは、序盤からシビアな攻めで追い込んだ。「どうした弓月!」と強烈な蹴りとボディースラムを決めると、リバースインディアンデスロックで追い込む。

5分過ぎには弓月に馬乗りビンタをくらうが、すぐに体勢を入れ替えて強烈な張り手を一発。ドロップキック、払い腰、背負い投げ、三角跳びからのフェースクラッシャー…すべて受け切った上で、弓月の奮起を促す。

その後も顔面へのドロップキック、ミサイルキックとたたみかけ、最後はカウンターの裏投げで勝利を収めた。

試合後は弓月の健闘をたたえると、解説席に座るジュリアに向かって「お前、実況者になっちゃってるの? 7月の両国までもう少しで1か月だけど、お前大丈夫か? Sareee対ジュリアは万全じゃなきゃ意味がないと思ってるから。そこんとこ、頼むぞ」と挑発だ。

7月13日の東京・両国国技館大会では2人のシングルマッチが決まっているが、ジュリアは5月の旗揚げ戦で右手首を骨折。手術をして療養に励んでいるが、復帰の見込みは立っていない。

するとジュリアもリングイン。「ここでお前をぶん殴ってやりたいところだけど、もうちょっと取っておくわ。私が言いたいことは、腕1本どうなろうとどうだっていい。テメーにくれてやるよ。両国、待っとけよ!」と応戦。2人は髪をつかんでにらみ合った。この日、WWEのスーパースター、イヨ・スカイの参戦が発表された両国大会に、果たしてジュリアは間に合うのか。

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