【三国ボート・ヴィーナスS】安井瑞紀 初Vへ意欲「師匠の寺田千恵さんに優勝を見せたい」

優出を決めた安井瑞紀

ボートレース三国の「ヴィーナスシリーズ第6戦 三国プリンセスカップ」は11日、準優勝戦が行われた。

安井瑞紀(31=岡山)は10R、3コースから握って先マイした平山智加を追走。バックで2コースから差した関野文を振り切ると平山に迫ったが、届かず2着で優出を決めた。「バックは関野さんのへ先がかかっていたので、それが気になった。振り切れて良かった」とレーズ後はホッと胸をなで下ろした。

4日目から3連勝を含め4戦3勝2着1本と勢いに乗ってきた。「回った後の足はいい。これまでの優出はエンジンのおかげという感じだったけど、今回はそこに自分の力も加えられたという感触がある」と仕上がり、レース運びに胸を張る。

これで3回目の優出。その中で最も手応えがあるとなれば初Vも意識するところ。「選手になったからには1回くらいはしたい。師匠の寺田千恵さんに優勝を見せたい」と気合満々だ。

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