![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1173279357238296743/origin_1.jpg)
力投が光った。パ首位のソフトバンクは11日のヤクルト戦(みずほペイペイ)に4―2で逆転勝ちし、貯金を今季最多タイの「21」とした。2位のロッテとのゲーム差は8に拡大。先発マウンドに立った有原航平投手(31)は7回2失点の好投で、リーグトップタイとなる6勝目を挙げた。
立ち上がりから持ち味を生かした投球を見せた。直球と変化球をコーナーに投げ分け、ツバメ打線に的を絞らせず翻弄。4回こそ日本ハム時代の元同僚・西川に三塁打を浴びるなど2点を失ったものの、大崩れすることなく、きっちりとゲームメークした。
奪三振数は今季自身最多タイの9つ。終わってみればハイクオリティー・スタートの内容で締め、セ本塁打王争いでトップ(11日現在・13本)に立つ村上からは3三振を奪った。試合後は「いろんな球種で(三振を)取れた。もう1個取れたら最高だったので、狙ったところで投げられるように調整していきたい」と振り返った。
右腕は「今日みたいに打って勝ちをつけてくれてるので、チームに感謝したいなと思います」と打撃陣に感謝した。
開幕投手を務めた31歳が文字通り、ホークス投手陣の「大黒柱」となっている。