HEATHERWICK STUDIO、再創造されたOlympiaの王冠の宝石部分に当たる象徴的なガラスの天蓋を公開

\- 13億ポンドの再開発プロジェクトが、ロンドンの新たな文化と娯楽の目的地の実現に一歩近づきた

ロンドン, 2024年6月11日 /PRNewswire/ -- Yoo CapitalとDFlが現在開発に携わっている、ロンドンで最も野心的な再開発プロジェクト、Olympiaが本日、世界的に有名なHeatherwick Studioが設計した斬新なガラスの天蓋を公開しました。これは、Olympiaが展示会場から文化と娯楽の世界的ランドマークへと進化する上で、きわめて重要な瞬間を刻んだ画期的な建造物です。

The Canopy at Olympia, Designed by Heatherwick Studio, Credit: Raquel Diniz

伝統と革新の融合

Heatherwick Studioの先見的な新しいデザインは、Henry Edward Coe卿によって設計された138年の歴史を持つ展示ホールの独創的な建築の革新性を称えるものです。新デザインは、再び命を吹き込まれた施設の基本計画を一般向けに向上させることを目的としています。将来の訪問者や地域住民が楽しめるように、レストランやバーが立ち並ぶ2.5エーカーのオープンスペースが新たに一般公開されるほか、ロンドンを一望できる緑豊かな屋上庭園が作られています。

ガラスの天蓋は工学上の偉業と言えます。湾曲した5つの大きな構造用鋼製アーチで構成され、各アーチの径間は22メートルです。長方形の低鉄ガラスパネル520枚で構成された透明な天井が、約1,000平方メートルの空間を覆っています。プリーツ状のグレージングモチーフは、Grade II*に指定されたグランドホールのファサードにインスパイアされたものです。アーチ型天井に敬意を表し、名高いOlympiaの過去と視覚的なつながりを持たせている一方、最先端かつ先駆的なデザインを採用しています。そこで取り入れられたのは、ガラスパネルの使用量を最適化して無駄を最低限に抑え、全体的な材料効率を向上させる持続可能な手法です。

YOO Group会長、John Hitchcox氏:「Olympiaの変身は、単なる従来型の建設プロジェクトではありません。目的は、活気のあるコミュニティを育成することです。この大胆な構想において、かのHeatherwick Studioと協力し、デザインの至宝とも言える天蓋の公開にこぎつけたことを嬉しく思っています。頭上にそびえるこの建造物は、Olympiaの歓迎と抱擁を表すものとなるでしょう。ここを訪れた人は、新しいOlympiaの中心に織り込まれた活気ある文化とエンターテインメントのタペストリーを探索したくなるはずです。」

接続とコミュニティへの玄関口

地上より高い位置にある天蓋構造は、遠くから招いているかのように扇形に広がっています。この天蓋は、Grade II*指定のグランドホール、そしてそれに隣接するGrade II指定のナショナルホールのアーチ形状の連なりに呼応させたものです。活気にあふれた下のハマースミス通りからもはっきりと見え、歩行者をエスカレーターに招き、散策するように誘っています。特徴的な方法で新しいOlympiaを開放し、人々の出入りを向上させる上で、通りとのこの接続はきわめて重要な役割を担っています。

中二階には、美しい景観に囲まれた自由席が設けられています。歴史的な展示場の天井は何十年もの間、Olympiaの上にそびえ立っていましたが、訪問者や地域住民は、その径間から新たな視界を得られます。開発の一環として、複数の高級レストランや飲食店が予定されています。それらがライフスタイルに新たな提案をもたらし、近隣の活気ある新拠点としてOlympiaをさらに活性化させるでしょう。

Heatherwick Studio創業者、Thomas Heatherwick: 「Olympiaは、かつて一般市民の宮殿でした。つまり、人々が集い、非日常を体験する場所だったのです。年月を経るうちに、それは失われてしまいました。私たちは今、その本来の精神を取り戻し、誰にでも開かれ、誰もが利用できるOlympiaを目指しています。このミッションの心臓部とも言えるのが、施設の中央にある新しい天蓋です。元の展示ホールのアーチ型ガラス屋根に影響を受けながら、新しい劇場のショーを見る人、近くのオフィスで働く人、または単に通り過ぎる人、誰もが利用できる世界最高級の公共スペースが、この新しい天蓋から始まるのです。」

完成の暁には、Olympiaがイベント、エンターテインメント、イノベーションの世界的なパワースポットになるのは間違いないでしょう。Heatherwick StudioとSPPARCが共同で設計したこのユニークな再開発プロジェクトでは、多様で幅広いサービスが提供されます。施設を象徴する展示ホールと2つのワールドクラスのホテル、30軒以上のレストランを備えた賑やかな飲食エリア、AEG Presentsが運営するライブミュージックホール、Trafalgar Entertainment Groupの格式ある劇場、The BRIT Schoolと提携したWetherby Performing Arts School、最先端のオフィスなどが切れ目なく融合しています。このダイナミックな空間は、年間1,000万人以上の来場者を集めると予測されています。Olympiaが、ロンドンで「必ず訪れるべき」名所になるのは確実です。

DFlの共同創業者、Frank RoccoGrande氏:「138年の歴史を誇るOlympiaは、計り知れない可能性を秘めており、それが解き放たれるのを待っています。数年にわたる再開発を経て、Heatherwick Studioによる先進的な天蓋は、Olympiaの真の可能性を明らかにする画期的な建造物となるでしょう。文化的な体験、レジャー、起業のためのランドマークが、ロンドンの中心部で生まれ変わるわけです。この事業の一翼を担っていることを、私たちは嬉しく思います。これは、他に類を見ない絶好の投資機会です。」

詳細は、Olympia.co.ukをご覧ください

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2434816/Canopy_at_Olympia.jpg?p=medium600
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2434817/Olympia_Masterplan.jpg?p=medium600

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