杉野遥亮の天然トーク炸裂に目黒蓮、山田涼介らが大爆笑! フジテレビ夏ドラマ合同会見イベントに豪華キャストが集結

目黒蓮Snow Man)、杉野遥亮小池栄子仲野太賀松岡茉優山田涼介Hey! Say! JUMP)らが、「フジテレビドラマライブ2024・夏」と題した、フジテレビ系7月期の連続ドラマ合同会見イベントに出席。各ドラマの見どころを俳優陣自らがアピールした。

会場では観客の大きな歓声に包まれ、各ドラマのキャストが順番にステージに登壇。総勢15名の豪華俳優陣が一挙に集結すると、MCのアンタッチャブル山崎弘也柴田英嗣)の2人はそうそうたるメンツに驚きながら、柴田は「後ほど伺いますけど、(これだけ集まれば)それぞれ交友関係もあるんでしょうね~」、山崎も「いろいろな作品で共演されたりしているでしょうからね~」と意味深なあおりを入れる。そんな知られざる新ドラマ俳優陣の交友関係に迫るコーナーで波乱の展開が・・・。

7月1日スタート「海のはじまり」(月曜午後9:00、初回30分拡大)からは、目黒、有村架純古川琴音が登場。まず、目黒が、演じる月岡夏というキャラクターについて、「考えるのがゆっくりだったり、言葉にするのもゆっくりだったリ、脚本の生方(美久)さんとプロデュースの村瀬(健)さんが普段の僕に思うことを脚本に落とし込んでくださっています」と説明。今作で父親役に初挑戦することについては「役を演じていく中で、今まで感じたことのない気持ちやいろいろな壁があって、それを経験できることがすごく楽しいです。撮り終わった後に、自分がどういうふうな形になっているのか楽しみです」と話すと、山崎は「そういう芝居の悩みは先輩である山田(涼介)君に聞いたりするの?」と質問。目黒は「もちろん、聞けるならいっぱい聞きたいですが、まず連絡先から…」と言うと、山崎は「お互い連絡先知らないの!?」とびっくり。山田は「お互いにこういうタイプだから交わることがないんです(笑)」と言い訳しつつ、笑顔で「あとで連絡先を交換しましょう」と伝え、2人の距離は少し縮まった様子。

撮影現場の雰囲気やお互いをどのように呼び合っているのかを聞かれた有村は「その都度、コミュニケーションを図りながら撮影できているので、風通しはすごくいい」と明かした。目黒が演じる夏の現在の彼女・百瀬弥生役の有村と、かつての彼女・南雲水季役の古川に挟まれた目黒は「この3人でそろうのはちょっと不思議な感じ」と困惑気味で、有村と過去に何度も共演している古川は「今まで5回くらい共演しているんですけど、初めて直接の共演シーンがない役。この前、撮影現場ですれ違ったけど、たぶんもう現場で会わないですよね?」と有村に確認するのを聞いた山崎は「さみしい話になっちゃった…」と苦笑した。

最後にドラマの見どころについて「人はいつどのように母になって、いつどのように父になるのか。そしてさまざまな親子関係がある中で、それをとても丁寧に描いている作品なので、ぜひ月曜午後9時『海のはじまり』をよろしくお願いします」と、目黒が視聴者にメッセージを送った。

7月8日スタート「マウンテンドクター」(月曜午後10:00、初回15分拡大)からは、杉野、岡崎紗絵宮澤エマが登場。本作は、山岳医療の現場を描いた物語と聞いた山崎が「大変そうな雰囲気、体力勝負なのかな?」と杉野に問いかけると「めちゃくちゃ大変です。昨日長野から帰ってきて、また明日長野に行くという…」と撮影スケジュールを明かした。さらに医療ドラマの主演が初という杉野は「医療がベースですが、さらに山岳の知識も必要というのが大変です」と話した。柴田は「今までのせりふ覚えの中でも相当聞いたことない言葉が出てくる?」と聞くと宮澤は「もう呪文です。私のセリフの中にある呪文(医療用語)と、杉野さんの呪文が似ているのでお互い大変でした…」と話し、苦労している様子。

杉野と岡崎は、2021年のドラマ「教場Ⅱ」(フジテレビ系)で、警察学校の生徒役として共演、そして目黒とも同作で共演しており、「教場Ⅱ」メンバー3人が久々に顔を合わせた。柴田からお互いのイメージを聞かれると、目黒は杉野について「すごい天然です」と話し、「『教場Ⅱ』の撮影時はコロナもはやっていたので、本番ギリギリまでみんなマスクを着けていたんですけど、杉野さんはそのままマスクで出られていました」と暴露。岡崎は「そんなことあったの知らなかったです(笑)」と話すと、杉野は「俺も知らなかった」と天然発言。杉野は目黒の印象について「現場で話しかけたりしてみたんだけど無視されたり…」と悲しそう。すると目黒は「ちょっと待って下さい! 本当に緊張感ある現場だったので集中しすぎて、周りの音が入ってこなくなっちゃう瞬間とかがあって、だから本当に無視じゃないです」と慌てて訂正し会場は笑いに包まれた。

そして杉野が「マウンテンドクター」の見どころについて「山での撮影、ヘリでの撮影もあったり、なかなかテレビドラマではお届けできないような迫力ある映像をお届けできるんじゃないかなと思っています。あとは僕たちが丁寧に紡いでいけたら楽しい作品をお届けできるんじゃないかなと思っていますので、月曜午後10時の『マウンテンドクター』をよろしくお願いします」と呼び掛けた。

7月3日スタート「新宿野戦病院」(水曜午後10:00、初回15分拡大)からは、小池、仲野、橋本愛が登場。山崎が小池を見て「この並びの中では、バラエティー寄りな感じが…」と言いかけると、柴田も「撮影現場に『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(土曜午後7:00)を呼ばれちゃうんじゃないの?」とイジり、小池は「真剣に頑張っています!!」と宣言。今作は、01年の「ロケット・ボーイ」以来、23年ぶりに宮藤官九郎がフジテレビで脚本を務めるオリジナルドラマ。宮藤が医療ドラマを手掛けるのは初となることも注目の一つ。脚本について「めっちゃ面白いです!」(小池)、「笑いの絶えない現場!」(仲野)と、2人とも絶賛する。

柴田が「医療ドラマの中ではバラエティー寄り?」と聞くと、小池は「コント番組時代に培った“間”みたいなのは、宮藤さんの本では生かせると思います」と回答。それを聞いた山崎は「だってコントだもんね?」と言うと、小池は「コントじゃねえっつうの! それ絶対だめだよ。みんな本当に真剣にやってるから」と猛反撃。仲野も「ちゃんと演じていますから」と真面目に答えると、会場からは大きな笑いが起きた。

また、どんな役を演じているのかを聞かれた橋本は「私も第3話以降から、別の顔を持った人物として登場するシーンがあって、そこは『宮藤さんふざけすぎなんじゃないかな?』という感じなので、これから頑張らないと・・・」と心境を吐露した。小池はドラマの見どころについて「見たことのない新感覚な医療エンターテインメントドラマになっていると思います。本当に面白いので、とにかくまず第1話を見てください。水曜午後10時は『新宿野戦病院』をよろしくお願いします」と力強くアピールした。

7月4日スタート「ギークス~警察署の変人たち~」(木曜午後10:00、初回15分拡大)からは、松岡、田中みな実滝沢カレンが登場。“井戸端謎解きエンターテインメント”となる今作では、撮影現場でも女性3人の井戸端会議が開かれているのか? 撮影現場の雰囲気について田中が「私たち、3月半ばから撮影に入っておりまして、今すごく出来上がっている状態で、いいチームワークをお見せできるんじゃないかと思ってます」と明かすと、松岡は「もう私たちはマブダチですね。何度も一緒に遊びに行ってるしね」と仲の良さをアピール。

山崎は「(滝沢)カレンちゃんがたまに何を言っているのかな? という時はないですか?」と聞くと、松岡はカレンの天然エピソードを暴露。松岡は「とあるシーンで私がお芝居が終わって出て行ったら『本当にお芝居上手だね、女優さんってすごいね』と言ってくれて、こんなこと直球で言ってくれるなんて」と、エピソードを披露。滝沢は「自分が画面の外にいるかと思うぐらい演技がすごすぎるんですよ。作品を目の前で見させていただいていると思ってしまうくらい“松岡さま”も“田中さま”も感動するんです」と、2人の演技を絶賛。一方、松岡は滝沢の芝居について「カレンちゃんのお芝居の悩みに、私の経験則で『こういうパターンがあるかも』と伝えると、すぐに“ギュン”とアクセルを踏んで思いっきりお芝居をしていて、多分次のクールは彼女が主演をしてると思います」と太鼓判を押した。

見どころを聞かれた松岡は、「木曜午後10時は『ギークス~警察署の変人たち~』です。私たちが井戸端会議をしながら、チームワークでいつの間にか謎解きが行われているという、ゆるゆるとだらっとご飯でも食べながら見てほしいなと思う、“謎解き井戸端エンターテインメント”です。私たちは定時の午後5時に帰りたいので、こういうポーズ(手で時計の針の午後5時を表す)をはやらせようと思っています」と見本を見せた。

7月5日スタート「ビリオン×スクール」(金曜午後9:00、初回15分拡大)からは、山田、木南晴夏水野美紀が登場。山田は今作の役どころについて「表の顔は落ちこぼれの底辺クラスと言われている3年0組の先生をしていて、裏の顔は日本一の企業のスーパーCEO。一般常識で考えられないような、規格外のやり方で学校に起こる問題や生徒の問題を解決していくという役どころです」と説明した。木南が演じるのは、山田が演じる加賀美零の秘書兼ボディーガードの芹沢一花。木南は、加賀美について「頭がいいんですけど、空気が読めなくてツッコミどころ満載」と話し、「だから基本的には私がズバズバと突っ込む役です」と付け加えた。

山田と山崎は、日本テレビのバラエティー番組「スクール革命!」(日曜午前11:45)で生徒役として共演しており、長年親交がある。そんな山田が“先生役”ということで、山崎は興味津々。山崎は「山田君のことは15歳のころから知っているので、私的にも本当に感慨深い」とコメント。

水野は加賀美が赴任する学校の校長で、加賀美をクビにさせたがっている謎多き人物という役どころ。「加賀美のような先生がいたら?」というトークになると、水野は「実際に先生として来られたら、フェロモンが強すぎて(笑)。女子生徒からしたら授業に集中できなくなってしまうかもしれないので、クビにしたいと思います(笑)」と述べ、会場から大きな笑いが起きた。

そんな山田が「今まで見てきた学園ドラマとは一味も二味も違う新感覚学園コメディーになっています。生徒役にもこれから期待の若手のキャスト、先生方も個性豊かなキャストのみなさまが集まってみんなで一生懸命作っていますので、休日の前の日、金曜午後9時『ビリオン×スクール』お楽しみください」と見どころを語った。

各ドラマの全貌が見えてきたところで、続いては役柄の相関図ではなく15名の俳優陣の知られざる関係性が書かれた「大相関図」がステージに登場。柴田は、スタッフが制作したこの相関図が正しいのか、不安そうに見ていく。すると、ドラマの垣根を越えて、俳優陣それぞれの意外な共通点を発見.

目黒と小池は「サッカー好き」、山田と古川には「猫好き」という共通点が書かれていたが、小池は「(サッカー好きは)“ドーハの悲劇(1993年)”のころの話だと思います。今は申し訳ないんですけど。全然詳しくなくて…」と話し、目黒はその頃まだ生まれていなかったようで、共通点にならないことが発覚。

また、“猫好き”と書かれていた山田に関しては「僕は犬が好き…」と告白する始末…。先が思いやられる相関図だが、仲野と滝沢は、実は学校の同級生ということが判明。山崎が「当時から仲良くしゃべっていたの?」と聞くと滝沢は「太賀さんは友達と友達をあわせてくれた橋渡しのような存在でした」と明かし、山崎は「なんで太賀くんと友達になんないのよ(笑)。橋をかけただけ?」とツッコむ。そんな滝沢と仲野が通っていた高校で後輩として入ってきたのが松岡ということで、高校時代からの旧知の3人がそろったことで、山崎は「昔から知っているからこそ、“結婚おめでとう”という感じだね」と先日結婚を発表した松岡にお祝いの言葉を述べ、会場から大きな拍手が送られた。

そんな中、この相関図で誰とも相関関係のない人物が。その人物とは、杉野で、山崎が「杉野くん、どことも交わっていないんですけど、この中にお友達はいらっしゃらない?」と聞くと、杉野は「共演されてる方は結構いるんですけど、何かくくり方なかったですかね…?」とぼそり。柴田が「杉野くん的に仲良くなりたい人はいる?」と聞くと、「小池さんとか魅力的な方だなと思ったり、山田さんとかも結構ポンコツな感じ(笑)」と、ここでも天然発言。これには山田が「おいおいどうした? 共演2回目だよね?」と首を傾ける。小池は「私は杉野くんと一緒に共演している(宮澤)エマとしょっちゅう一緒にいるんですよ。一緒にご飯に行くのはアリだなと。エマとご飯を食べているときに杉野くんおいでよというのはどう?」と聞くと、杉野は「あんまり僕外出るの好きじゃなくて…」と、真顔で先輩の誘いを断る杉野の発言に会場から大きな笑いが起こった。

なお、このイベントの模様は、6月29日午後10:25(関東ローカル)に放送する予定。

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