体操ニッポン 新ユニホーム「UNERI」で五輪へ 女子主将・宮田が決意語る「私の演技が日本の軸になるようにしたい」

 代表ユニホームを着用し、ポーズを決める橋本大輝(手前左)と宮田笙子(同右)=撮影・西岡正

 日本体操協会は11日、都内で会見し、パリ五輪でも着用する日本代表の新ユニホームを発表した。世界的ファッションデザイナーのコシノヒロコ氏がデザインを手がけ、ミズノが制作した。

 男女ともに2種類で、海面に大きく波打つうねりをモチーフにした「UNERI(ウネリ)」と、男子は朝日、女子はアラビア文様をアレンジしたものが採用された。21年東京五輪2冠の橋本大輝(セントラルスポーツ)は「最高のユニホームになっている。それを着られることがうれしい」と、笑顔だった。

 女子エースの宮田笙子(順大)はユニホームに「かわいさがある」と好感触。女子代表はこの日試技会が行われ、五輪本番に向けて感触を試した。全員が初代表の中で、主将に決まった宮田は「私の演技が日本の軸になるようにしたい」と決意を語った。

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