二宮和也主演『ブラックペアン』S2はオーストラリアで大規模ロケ キム・ムジュンも出演

二宮和也が主演を務める7月期のTBS日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』第1話の舞台がオーストラリア・ゴールドコーストであることが発表された。

本作は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場『ブラックペアン』の続編。シーズン2ではシーズン1から6年後の物語が展開される。シーズン1では、天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を演じた二宮。シーズン2では、渡海征司郎ではなく、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。

第1話は、世良雅志(竹内涼真)が佐伯教授(内野聖陽)から、オーストラリア・ゴールドコーストで開かれる学会で“天城”という医師に渡すよう一通の手紙を預かるところからはじまる。

ゴールドコースト観光局、クイーンズランド州政府観光局、オーストラリア政府観光局、カンタス航空の協力のもと様々な場所で撮影を実施。天城(二宮和也)が第1話でシャンス・サンプル(二者択一)の賭けをルーレットで行うシーンは、現地のホテル・The Star Gold Coastのカジノで撮影されており、「ザ・スター」の協力を得て、普段は使用できないカジノ特別室が使用されている。

また、第1話の終盤のシーンは、ブリスベン空港を使用して撮影が行われた。そのほか、世良と垣谷(内村遥)が謎の男に出会うサーファーズ・パラダイスの海岸でのシーンや、天城に会うべく向かうゴールドコースト郊外にある競馬場などでも撮影が実施されている。

さらに、ゴールドコーストで世良が出会う韓国人研修医パク・ミンジェ役で、韓国の若手俳優キム・ムジュンの出演が決定。日本のドラマ初出演となる。

キム・ムジュンはNetflixシリーズ『わかっていても』で、主人公の友人の美大生を演じブレイク。さらに韓国3大地上波放送局の授賞イベントのひとつ「2023 MBC演技大賞」で男子新人俳優賞を受賞した。

撮影現場では二宮や竹内を慕い、人懐っこい性格でムードメーカーとなっているというキム・ムジュン。キム・ムジュンが演じるミンジェは天城を探し、母親を連れてゴールドコーストを訪れていた。そこで同じく天城を探していた世良と出会う。

演じるミンジェについてキム・ムジュンは、自身と性格などが全般的に似ていると感じているといい、「ありのまま演じてみよう、と思えるキャラクターです」と話している。

コメント
●キム・ムジュン(パク・ミンジェ役)
こんにちは、キム・ムジュンです。
このたびは日本のドラマ『ブラックペアン シーズン2』に出演させていただくことになりました。まだ未熟ではございますが、一生懸命に準備し撮影していまして、関係者の皆さんと良い作品を作ろうと努力していますので、是非たくさんのご期待と応援をお願いします。
また、僕がどんなキャラクターで登場するかもお楽しみにしてください。ありがとうございます!

●伊與田英徳(プロデュース)
今回、“海外の海の景色がいい場所”がとても重要な設定になります。そこで、色々な方のご協力をいただきまして、ゴールドコーストで撮影ができました。そのおかげで、ゴールドコーストでしか撮影できない素晴らしい景色やシチュエーション、その環境でしかなしえない素晴らしいお芝居を撮影することができました。ご尽力いただいた方々に感謝しております。皆さん、放送を楽しみにしていただきたいと思います。
キム・ムジュン君と初めて会ったとき、とても目が澄んでいて吸い込まれそうだったのをよく覚えています。そして、覚えたばかりの日本語で体当たりの演技を見せてくれました。そのがむしゃらなお芝居が印象的で今回オファーいたしました。ちなみに、彼が撮影現場に来ると現場が明るくなるんです。そんな彼のお芝居も楽しみにしていただきたいと思います。

(文=リアルサウンド編集部)

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