結婚写真を墓地で撮っていたと「7年後に気付いた」女性、実は…―中国

中国のネット上でこのほど、「結婚写真の撮影場所が墓地だったと7年たってから気付いた」という女性が注目を集めた。

中国のネット上でこのほど、「結婚写真の撮影場所が墓地だったと7年たってから気付いた」という女性が注目を集めた。

中国メディアによると、女性は7年前に新疆ウイグル自治区トルファンで結婚写真を撮影した。ある旅行ブロガーが最近シェアした「新疆で出会った独特な建物との記念撮影」にネットユーザーから「これは墓地だ」と指摘する声が上がり、自身の結婚写真と背景が全く同じだったことから女性は「墓地で写真を撮っていたのだと気が付いた」というものなのだが、これは間違いだったことがその後報じられている。

女性は当初、業者側から撮影場所は観光地だと聞いていたこと、撮影に1万元(約21万円)余りをかけたこと、「きれいに撮れた」と気に入っていたものの墓地だと気付いてつらい気持ちになったことを語っており、これにネットユーザーからはピラミッドや兵馬俑などを挙げて「お墓で写真を撮る人は大勢いる。気にすることはない」という声や「『結婚は愛情の墓場』なのだから場所選びは間違っていない」という冗談など多くのコメントが寄せられていた。

ただ、その後の報道によると、女性が写真を撮ったのは墓地ではなく火焔山万佛宮景区という名の観光地で、ここでは1991年5月から観光客の受け入れが行われているという。(翻訳・編集/野谷)

© 株式会社 Record China