[サクラクレパスの「推し活」に最適なアイテム「こまごまファイル」が話題に。オタクから歓喜の声があがっている。
アクリルスタンドやキーホルダー、シール、缶バッジ…。推しのグッズを収集していると、部屋が散らかってしまいがち。
ネット上では、そんな推し活の悩みを解決するファイルが話題を呼んでいて…。
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■シールや便箋を整理できるファイル
事の発端は、5月中旬に投稿されたあるXユーザーのポスト。内容としては、クレヨン・クレパスでお馴染み、サクラクレパスにシールや便箋などを整理できるファイルがあるというものだった。
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こちらのファイルは、「こまごまファイル」。仕分けしやすい6つの幅広ポケットに、書類やシール、トレーディングカードなどをまとめて収納できるのだ。
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■「グッズオタクにいい」称賛の声
細かいものを簡単に整理、収納できる画期的ファイルはネット上でも話題に。「ちまちましたA5以下サイズの書面(納品書とか領収書とか)を費目や提出先別などに分けてポイポイ入れておける」「時期がくるまで処分できない書類とかの保管に使える」「納税関係のアレコレとか入れる」など、仕事で使う大事な書類を保管する人の声があがっている。
また、「推しのアクスタとかアクキーとかステッカーとか入れられる」「こ、これ、グッズオタクにはめちゃくちゃいいのでは!?」「 アクスタ! サイズがバラバラの推しグッズ!」といった、推し活に利用したがる人の声も…。
オタクも魅了する「こまごまファイル」はいかにして爆誕したのか。サクラクレパスに取材した。
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■気になる開発の経緯は…
サクラクレパスの担当者によれば、もともと同商品は子供向けに作られた商品だったという。
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開発した経緯に関して、担当者は、「保護者の方を対象としたアンケート調査の結果、子供のおえかきの困りごととして、『机や床の汚れ』『ゴミが散らばること』が上位に、また片付けられなくて困っているものとして、『折り紙・紙・シール』と回答される方が非常に多いことがわかりました。そこで、おかたづけシリーズのコンセプトである“『しつけ』ではなく、楽しみながらいつの間にか自分でおかたづけをしたくなるような商品”として、整理収納アドバイザー水谷妙子氏監修のもと、開発いたしました」と、説明する。
子供の整理整頓用に作ったところ、幅広い世代に刺さったということだ。
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■「ワンアクションで取り出せる」
仕事にも、推し活にも使える「こまごまファイル」。開発時、細部までこだわったようだ。
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担当者からは、「蛇腹形状なのでワンアクションで中身を取り出すことができ、使用後は閉じるだけで片付けが完了しますし、ベルクロ付きで中身が飛び出しません。また、幅広ポケットを採用しており、中身が探しやすいのも特長です」という回答が寄せられている。
サクラクレパス公式Xによれば、SNSで注目されたこともあってか、「こまごまファイル」は発売から1ヶ月半で年間販売目標を達成したという。
異例の反響により発売後1ヶ月半で年間販売目標を達成した「こまごまファイル」。お声の多かった薬袋の収納写真が社内より届きましたのでご参考まで。
開けて置いておけるので便利なのと、家族分入るのも◎お薬手帳や体温計などを一緒に収納するのもすごくいい!!#こまごまファイルわたしはこう使う pic.twitter.com/WA8jX1H7mo
— サクラクレパス【公式】 (@1921_SAKURA) June 10, 2024
推し活で部屋が散らかってしまった時は、このファイルがあればバッチリ解決するかも。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)