札幌から近い「水辺の絶景キャンプ場」3選! 道内観光の拠点にも最適

水辺のキャンプ場でしか体験できない格別の美しさ(撮影:くぼあき)

海、山、川、草原…… キャンプ場にはそれぞれの特徴がある。今回は札幌からアクセスしやすく、美しい水辺が楽しめるキャンプ場を観光情報を織り交ぜて紹介しよう。

■洞爺水辺の里 財田キャンプ場(洞爺湖)

洞爺湖の周りには多くのキャンプ場があるが、その一つの財田(たからだ)キャンプ場の特徴は、場内に3.3 kmの遊歩道があることだ。スマホやデジタルカメラを片手に散策し、美しい景色や野鳥の写真撮影に挑戦してはどうだろうか。キャンプ中に時間を持て余したときはもちろん、早朝の散歩はとても気持ちがよい。筆者も何度となくこの遊歩道を歩いているが、季節が変わるたびに景色が変わり、楽しみながら写真を撮っている。

キャンプ場にはオートキャンプエリアとフリーサイトが用意されている。場内はとても広く、ゆったりと使えるのも魅力的だ。

温泉で有名な洞爺湖町エリアにあるため、温泉街へも車で30分程度とアクセスもよい。4月下旬〜10月には、毎晩「ロングラン花火大会」が行われているので、ぜひ洞爺湖温泉にも足を延ばしてほしい。

・施設名 洞爺水辺の里 財田キャンプ場
・住所 〒049-5813 北海道洞爺湖町財田6番地
・電話番号 0142-82-5777(4月末~10月末まで/8:30~17:00、3月1日~4月末まで/10:00~15:00)
※予約制のため週末や連休は予約で定員になった場合、当日の受け入れはなし

■鶴沼公園キャンプ場(鶴沼)

道の駅「つるぬま」と、日帰り温泉がともに目と鼻の先にあるキャンプ場だ。鶴沼公園には、ボート以外にテニスコートや遊具もあり、ファミリーキャンパーに人気がある。テントサイトも1張600円からとリーズナブルなのも魅力的だ。

場内はフリーサイト約80張、カーサイト10区画、電源付きカーサイト14区画と充実している。また、バリアフリートイレ、シャワー、コインランドリー、炊事場と施設が充実しており、まさに穴場のキャンプ場だ。

近くにはゴールデンカムイで人気になった「月形樺戸(かばと)博物館(通称:樺戸監獄)」もある。聖地巡礼をしながら、キャンプを楽しんではいかがだろうか。

・施設名 鶴沼公園キャンプ場
・住所 〒061-0602 北海道樺戸郡浦臼町鶴沼第2
・電話番号 【営業期間中】鶴沼公園管理棟 0125-67-3109/【営業期間外】浦臼町役場 産業課商工観光係 0125-68-2114

■モラップキャンプ場(支笏湖)

山に囲まれた支笏湖は、SUPやカヌーを楽しむキャンパーも多く見られる。早朝や夕方に湖上から見る日の出や日の入りは開放感が格別だという。

また、釣りを楽しむキャンパーも珍しくない。湖のアクティビティを満喫できるのもモラップキャンプ場の特徴だ。

キャンプサイトは砂浜のフリーサイト(150張)のため、自由にテントを張ることができる。湖の波打ち際ギリギリにテントを設営すれば、湖を間近で満喫できるのもポイントだ。ハイシーズンには波打ち際にずらりとテントが並んでいて、人気の高さがうかがえる。

新千歳空港から車で40分程度の距離にあるため、地理的にも道外からのキャンプ旅行の候補地に入れてもよいだろう。ゆっくりと1泊して旅の思い出を増やし、ニセコ方面や道南・函館方面へ向かうのも楽しいだろう。

・施設名 モラップキャンプ場
・住所 〒066-0283 北海道千歳市モラップ
・電話番号 0123-25-2201

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