佐藤健、大衆の中でもオーラ放つ永野芽郁に舌を巻く「これが華か」

永野芽郁と佐藤健

永野芽郁、佐藤健、武内英樹監督が11日、都内で行われた映画『はたらく細胞』(今年12月公開)製作発表会に出席した。

清水茜さんによる同名漫画の実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる“世界最小”の物語で、朝ドラ以来の共演となる2人は、永野が赤血球、佐藤が白血球と細胞役を務める。

永野が演じるのは、体内の各器官に酸素を届けるため奮闘する、キュートな主人公の一人・赤血球。佐藤は、「映画の中にものすごくたくさんの赤血球が出てくるんですが、永野さんは群衆の中にいてもすぐわかるんですよ。これが華かって思いましたね」と称えると「健さんは褒め上手なんです」と照れる永野だった。

そんな赤血球と共に体内を守るもう一人の主人公が、外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する全身真っ白な細胞・白血球(好中球)。永野は「初日に感情を入れて演じるシーンがあったんですが、横を見たら真っ白な健さんがいて。数年ぶりに共演した姿が真っ白だったので、真剣なシーンなのに笑いが止まらなくて大変でした!」と“白塗り”で白血球を熱演した佐藤との撮影を振り返った。

本作の大規模な撮影について。本作では、全国25都市でエキストラ総勢約7500人を動員した。永野は「800人以上のエキストラさんとの撮影の時に、監督から『芽郁ちゃんがいない!』って言われて。赤血球のビジュアルはみんな赤くて似ているので、探すのが大変だったんですね。今までにない経験でした」と笑った。

これに武内監督は「健さんも探すのは大変、全部真っ白なので探すのが大変」と明かし笑いを誘った。

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