日経平均は反落で寄り付く、イベント前のポジション調整

[東京 12日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比269円64銭安の3万8865円15銭と、反落してスタートした。前日までの上昇の反動や、米消費者物価指数(CPI)、米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを控えて、ポジション調整の売りが優勢となっている。セクター別では石油・石炭製品、鉱業などが買われている一方、証券、医薬品が軟調。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリング、東京エレクトロンが値下がり。主力のトヨタ自動車も安い。

一方、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、TDKは上昇している。

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