着物姿で街歩き楽しんで 22、23日に大門商店街でイベント 

【「大門キモノ祭り」への参加を呼びかける山中さん(左から3人目)と三田さん(同4人目)ら=津市大門で】

 【津】着物姿で昭和レトロな街歩きを楽しむ「大門キモノ祭り」が22、23日午前10時―午後4時、三重県津市の大門大通り商店街である。商店街でのサービスやフォトラリーなどがあり、着物初心者も楽しめるよう手頃な価格で着付けブースや着物のレンタルを準備しにぎわいを創出する。

 同商店街でフォトスタジオを開く山中優さん(40)と、市内の美容師、三田華子さん(35)らが主催。2人が昨年同商店街で開いた着物姿の撮影会が好評だったことから地域を盛り上げるイベントにしようと企画した。

 だいたて駐車場1階の「街の駅だいもん」を拠点に、着付けサービスは着物が女性1500円、男性500円、浴衣は男女とも500円、18歳未満無料(事前予約制)。成人女性のみ千円で着物をレンタルでき、旭美容専門学校生による無料メークやヘアアレンジがある。

 街歩きマップを準備し、店主との記念撮影などのフォトラリーや着物姿の来店客へのサービスを計画中。山中さんのスタジオでは縁日などのほか、撮影(千円)にも応じる。

 大門大通り商店街振興組合の三宅公子理事長(74)は「着物を着ると街が違って見え、新しい自分発見、街発見になる。若い人が頑張ってくれてありがたい」と喜ぶ。

 山中さんは「家族や友人同士がこの街で楽しむ何かを作りたい。大門のありのままを見て好きになって」と呼びかけている。問い合わせは山中さん=電話090(4864)9360=へ。

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