「竹あかり」製作に挑戦 亀山の中学生 夏の納涼大会で展示へ

【竹に電動工具で穴をあける生徒ら=亀山市関町新所の市立関中学校で】

 【亀山】三重県の亀山市は11日、同市関町新所の市立関中学校で、同校2年生44人を対象に、夏の風物詩「亀山市納涼大会」(8月11日)で展示する、竹に細工を施し、明かりをともす「竹あかり」の製作体験を実施した。

 市内3中学校の2年生を対象に亀山中は5月23日に、中部中学校は同月24日に実施した。3中学校2年生計482人が一人一点製作した「竹あかり」は、今年夏の納涼大会の会場内に展示する。

 この日は、竹あかりの空間演出、製造販売を手がける「カナエリア」(伊賀市・川渕皓平社長)が指導。生徒らは、直径約10センチ、高さ約30センチの竹に、流れ星やリボン、ハートなど思い思いのデザインの絵柄が見えるように、電動工具で穴をあけた。

 2年生の梶谷悠貴さん(13)は「丸で大きな円を作り、その中に小さな丸をいっぱい描いたデザインにした。穴をあけるのが気持ちよくて楽しかった」といい、「納涼大会の展示会場で自分の作品を見るのが楽しみ」と話していた。

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