小池知事 6月12日の都議会で出馬表明へ

小池知事が6月12日の都議会本会議で、都知事選挙への立候補を表明することが関係者の話で分かりました。コロナ対策など自身の実績に触れた上で、今後の都政運営に対する意気込みを示すとみられます。

関係者によりますと、小池知事の出馬表明は6月12日の都議会最終日の本会議で、議事終了後に行われる見通しです。TOKYO MXの取材によりますと知事の発言内容は、新型コロナ対策や東京オリンピック・パラリンピックといった2期8年間の成果と小池都政の継続の必要性を訴えるものになるということです。

小池知事の出馬を巡ってはこれまでに都内52区市町村のトップらのほか、都議会の会派では都民ファーストの会や公明党が要請していて、自民党東京都連も6月10日、知事が出馬を表明した場合、支援する方針を決めました。しかし、小池知事は11日も…

小池知事:「毎日現職として公務に励んでいる。そして明日定例議会が終わるところですけども、議会のさまざまなやり取りなども踏まえて、東京があるべき姿は何なのか熟考していきたい」

出馬について明言しませんでしたが、11日に開かれた都議会の議会運営委員会で都側から申し入れがあり、12日の本会議の議事終了後に小池知事の発言の機会が認められたということで、12日に出馬を表明すると見られています。

そしてTOKYO MXでは6月12日の都議会本会議の模様を午後1時から生中継でお伝えします。知事の発言が注目されます。

小池知事の出馬をめぐっては、公明党の石井幹事長が6月11日ラジオ番組に出演し、小池知事が政党に推薦を求めずに立候補する場合でも「自主的に支援する」と述べました。また国民民主党の玉木代表は記者会見で、蓮舫参院議員について共産党が支援していることを理由に応援しない考えを示しました。

都知事選は今月20日に告示され、来月7日に投開票が行われます。

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