「孤独なワンオペでイヤイヤ期の息子の育児。グズってどうしようもない時は、工事現場へ連れて行き...」(東京都・40代女性)

シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Hさん(東京都・40代女性)

今から10年前、Hさんは引っ越してきたばかりの街で、イヤイヤ期の息子の育児に奔走していた。

ワンオペで孤独な日々だったが、その中で生まれたある"日課"が彼女の心を守ってくれていたという。

マンションの建設現場で...(画像はイメージ)

<Hさんからのお便り>

2014年に文京区の新築マンションの工事現場で働いていた「おばちゃん」へ。

いつも優しく、たくさん話しかけてくれて、あの時はありがとう!

いっぱいいっぱいの親子だった

あの頃の私たちは引っ越してきたばかりで、さらに息子はイヤイヤ期の真っ最中。本当に毎日が大変でした。

そんな中で、公園に行く前やお昼寝の後に、2人でおばちゃんの工事現場へ行くのが私たちの日課。

会いに行くと、息子を抱っこしてくれたり、現場を見せてくれたり。息子がグズってどうしようもないとき、「おばちゃんに会いに行く?」と聞くと、泣き止んで喜んでいました。

そしてあの日は、赤い誘導灯を息子にくださいましたね。

建設現場のおばちゃんが...(画像はイメージ)

改めてお礼をしたかったんですが、次の日に行くと違う方に変わってしまっていて、お礼が言えませんでした。

警備会社の名前も、おばちゃんの名前も分かりませんが、毎日がいっぱいいっぱいだった私たち親子を支えてくれたおばちゃんに、どうしてもお礼が言いたいです。

息子は誘導灯を気に入って、使いすぎて壊れてしまいましたが、今でも本当に、あったかい良い思い出です。

おばちゃんの優しさに、ワンオペ孤独ママだった私は心底救われました。ありがとうございました!

「子育て中に助けてもらった思い出」聞かせてください

子育て、偶然出会った人に優しくしてもらったり、親切にしてもらったり、助けてもらったりした経験がある人は、少なくないはずだ。

もう一度会うことはできないかもしれないけれど、伝えたい「ありがとう」の気持ちをぜひJタウンネットに投稿してほしい。

また、Jタウンネットでは読者の皆さんの体験談をいろんなテーマで募集中。

子育て中に限らず誰かに伝えたい「ありがとう」「ごめんなさい」、旅先であったいい話、受けた「神対応」や親切自慢、新社会人時代に助けられたこと......などなど、誰かに話したい、心温まる思い出を教えてください!

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

© 株式会社ジェイ・キャスト