100均の羊毛フェルトでペンギン作るぞ→2時間後「無理だった」“使徒”味のある珍獣爆誕にネット騒然

100均でキットを購入し、羊毛フェルトに初挑戦。2時間後の完成品が「エヴァンゲリオンの使徒」「これはこれでかわいい」と話題を呼んでいる。

ネコス(@Nekovskey)さんは8日、100均の羊毛フェルトキットのパッケージ写真とともに「フェルトとかできる人憧れるから これから練習してみるね」と自身のXで決意表明。順調に作ることができれば、かわいいペンギンができあがるはずだ。

パッケージには所要時間の目安「2.5時間~」と記載されているが、ネコスさんのXが再び動いたのは約2時間後。「無理だった…」という一文とともに、どう見てもペンギンではない完成品の写真を公開した。黒くて丸い胴体と、そこから突き出た白い顔部分、はんだ線の2本足で立っている謎の珍獣。鳥は鳥でもニュージーランドの国鳥・キーウィに近い。

羊毛フェルトで完成した珍獣 ネコスさんのX(@Nekovskey)より

同投稿は17万件(11日時点)という驚異的な「いいね」が寄せられる大反響。「エヴァンゲリオンの使徒」「キョロちゃんの親戚みたい」「アリクイみたいでかわいい」など、ペンギン以外のたとえ続出。総じて「でもこれはこれでかわいいわ!!!!」「見本のペンギンより可愛いと思ってしまった」と好評を博している。また「おもったより修正きかないよね」「失敗するところまでが込みの羊毛フェルト」と難しさに共感する声も見られた。

しかし、本当はペンギンを作ろうとしていたわけではないという。「ペンギンを作ろうと思ったけど、袋をあけた瞬間フェルトの色を見て、会人さんを作ろうと思ったんですね」と明かした。

ネコスさんはミュージシャン・平沢進のファン。会人とは、平沢のサポートメンバーである正体不明の2人組で、白いマスク姿が特徴。「無理だった…」の一文は「(会人を作ろうとしたが)無理だった…」の意味だったというが、少なくともペンギンよりは近い仕上がりとなっている。なお、会人は2人組のため「暇を見て作りたいと思っています」と次作に意欲的だった。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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