吉田正尚、メジャー復帰戦は2打数無安打1四球 4月下旬に左手親指痛めIL入り

● レッドソックス 1 - 4 フィリーズ ○
<現地時間6月11日 フェンウェイ・パーク>

左手親指の付け根を痛め負傷者リスト(IL)入りしていたレッドソックス・吉田正尚外野手(30)が11日(日本時間12日)、本拠でのフィリーズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。4月28日(同29日)以来となるメジャー復帰戦は、2打数無安打1四球の結果に終わった。

復帰初打席は初回、1-1の同点に追いつき、なおも二死三塁の好機でフィリーズのエース右腕・ウィーラーと対戦。カウント3-1後の低めシンカーにバットを出したがボテボテの二ゴロに倒れた。

2点を追う4回の第2打席は二死無走者の場面で四球出塁。フルカウント後の外角直球を冷静に見送り一塁へ歩いた。3点を追う7回の第3打席は一死無走者で三たびウィーラーと対峙。カウント2-2後の内角シンカーを角度良く打ち上げたが、やや詰まった飛球はフェンスオーバーとはならず右飛に倒れた。44日ぶりのメジャー復帰戦は2打数無安打1四球の成績。今季通算の打率は.268、OPSは.726となった。

レッドソックスは相手先発・ウィーラーを打ち崩せず計4安打1得点。ナ・リーグ最高勝率を誇るフィリーズとの3連戦の初戦を落とし、再び借金1となった。

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