白熱の投手戦はパイレーツ勝利 スキーンズ7回途中5安打無失点

【パイレーツ2-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

日本時間6月12日、パイレーツは敵地ブッシュ・スタジアムでカージナルスとの同地区対決3連戦がスタート。その初戦は両先発の好投で8回まで両軍無得点という白熱の投手戦となり、2対1でパイレーツが接戦を制した。パイレーツ3番手のコリン・ホルダーマンに2勝目(0敗)が記録され、4番手のデービッド・ベッドナーは14セーブ目をマーク。カージナルス3番手のライアン・ヘルズリーは9回表に2点を失い、3敗目(2勝)を喫した。

パイレーツは大型新人のポール・スキーンズが先発。4回裏一死まで打者10人をパーフェクトに抑えるなど、今日も剛速球を武器に相手打線を圧倒し、7回裏一死からノーラン・アレナドに二塁打を浴びて降板するまで、103球を投げて被安打5、奪三振8、無四球、無失点の快投を見せた。一方、カージナルス先発のマイルズ・マイコラスも6回表一死までパーフェクト、6回終了時までノーヒッター継続という見事なピッチング。7回裏には無死1・3塁のピンチがあったが、三振とサードライナー併殺で無失点に抑え、一歩も譲らなかった。

試合は両軍無得点のまま9回表を迎え、パイレーツは1安打2四球で無死満塁とし、オニール・クルーズの犠飛などで2点を先制。その裏、クローザーのベッドナーがノーラン・ゴーマンに15号ソロを浴びて1点差に迫られ、さらに二死1・2塁のピンチとなったが、マイケル・シアーニを空振り三振に仕留め、2対1で逃げ切った。

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